2013年12月25日水曜日

Df持って横浜ぶらぶら。




い~ねっ よっこっはぁ~まぁ~



     い~ねっ ゴッミッゼェ~ロ~ (G30!G30!テッテッテッテッテッテッテ♪(*´○`)o¶~~♪)





というわけで、こないだの休日、Df号を連れて横浜近辺をだらりだらりとお散歩してきました。



Df号のオートフォーカスがどんな感触か試す意味もあり、同時に持って行ったレンズは、ニコンが世界に誇る
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDと、旧70-200(AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF))という
およそ目に映る全てのものを、自由自在な構図で美しく切り取れる、ものすげえ高性能な万能レンズコンビです。


で、万能カメラと万能レンズの組み合わせによる超オールマイティーシステムに、三脚もかついで行った結果・・・



・・・撮影時間と撮影枚数が、ものすご~く増えました(笑)



レンズが2本ともそこそこ重いので、行く前は持ち疲れするかなぁ、なんて思ってたけど、なんのなんの。


Df号自体の一日中振り回しても持ち疲れしない軽さと、いじくってる時の面白さと、
夜になっても光源さえあれば、なんでもかんでもいつまでたっても綺麗に撮影できるのが楽しくて、写欲が全然衰えず。


日中、野毛山動物園の動物撮影から、夜になってみなとみらい~赤レンガ地区の夜景撮影で
フル満タンだったバッテリーが切れ、ついに撮影強制終了に至るまで
約850枚ぐらいかな、撮って、撮って、撮って、撮って、撮りまくって、満足っ!!(どどんっ!!)


(※今回の俺の場合、VRオンのオートフォーカスで執拗にレッサーパンダさんを激写しまくったり、
やたらめったら液晶画面をONにしてヒストグラムを見たり画像拡大したりで、電力消費が大きかったと思います。

普通の撮影の仕方だったら、バッテリーはもっと持つと思います)



あーもー楽しー 超楽しー あー



目の前にあるものを写し取るだけなのに、写真を撮ったり、絵を描いたりするのは
なんでこんなにも楽しいんだろうかね。











 ここから AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)







どーもすいません
どーもすいません posted by (C)りうです





お話はいいから、早くクリスマスプレゼントちょうだい!
お話はいいから、早くクリスマスプレゼントちょうだい! posted by (C)りうです



野毛山動物園にて。


この動物園、あんなに楽しいのに、なんと、何故か入場無料なんですよ。


この日はクリスマスイベントという事で、サンタさんからクリスマスプレゼントとして
レッサーパンダさんが、大きめなリンゴをもらっていました。





もっと野菜を食べなさい
もっと野菜を食べなさい posted by (C)りうです



(※2014/2/25 追記:

上の写真でみなさんにお野菜をおすすめしているのはアミメキリンの「テビチ」さんという方なんですが、
残念ながら、お亡くなりになられてしまったそうです。

20~21日の夜間に転んでしまい、頭部を打ったのが原因ではないか、との事です。


1998年に来園されてから、大勢の来園者さん達に癒しを与えてくれた人気者のテビチさん。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

どうかあの世でマリンちゃんと心安らかに過ごせますよう。)





シロクジャクって、顔だけ見るとちょっとニワトリっぽい
シロクジャクって、顔だけ見るとちょっとニワトリっぽい posted by (C)りうです





なにそれなにそれ
なにそれなにそれ posted by (C)りうです





アカツクシガモ
アカツクシガモ posted by (C)りうです





今年も元気だツガルさん
今年も元気だツガルさん posted by (C)りうです



世界最高齢のフタコブラクダにして野毛山動物園の営業部長を務めるツガルさん。


先日38歳のお誕生会を催し、ますますお達者で誠に重畳。


てか、前に見た時よりも、いよいよ元気になってるような気がする、と思ったら
なんとコエンザイムQ10を服用なさってるそうです。


(※2014/6/1 追記

みんなの人気者だったツガルさんなんですが、
残念ながら2014年5月23日、永眠なされたそうです。


30年間、ずっとずっとこの野毛山で多くの人に愛されて、きっと本人も幸福な人生だっただろうと思います。


これぞまさしく大往生、どうぞ彼岸でもお達者で。)











 ここからAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED





Have a Happy Christmas!
Have a Happy Christmas! posted by (C)りうです





飛鳥IIと横浜
飛鳥IIと横浜 posted by (C)りうです






サンタの副業
サンタの副業 posted by (C)りうです



サンタさんが「ポニータクシー」なる副業をなさっていました。


世界中の子どもたちへ配るプレゼントの総額は
上代の6掛けで仕入れても相当な額に達するでしょうから
普段はかなり過酷な労働でプレゼント代を稼いでいらっしゃるのかもしれませんね。


いつもお疲れ様です。











 夜景を撮る時は、真っ暗な夜になってからだけじゃなくて、
日没後すぐから、完全に真っ暗になるまでの間の時間帯も、空が深く濃厚な青色に写るので、おすすめです。


下二枚は、日没後30分ぐらいの写真ね。





横浜の夜景
横浜の夜景 posted by (C)りうです





横浜の夜景2
横浜の夜景2 posted by (C)りうです



空の濃い青が、すごく綺麗でしょ?


この風景の空を実際に肉眼で見ると、日が落ちた後の、単なる薄暗くて冴えない空にしか見えないんだよ。

なんでこうなるのか知らんけども、写真撮るのは面白いね(^^)



もちろん、真っ暗になってからの夜景も、すごく綺麗で楽しいですよね。





赤レンガ倉庫
赤レンガ倉庫 posted by (C)りうです





横浜三塔 横浜税関 クイーンの塔
横浜三塔 横浜税関 クイーンの塔 posted by (C)りうです





横浜の夜景3
横浜の夜景3 posted by (C)りうです



横浜は、三脚を持ってわっせわっせと歩くだけの価値が十分にある、夜が抜群に綺麗な街です。

日が暮れる前に帰っちゃうのは、本当に、本当にもったいない。


ライトアップされた幻想的な数々の建物は、どこも眺めているだけで心奪われる美しさですし、
冬は空気が澄んでいますから夜景も一段と綺麗に撮れますよ。


素敵な写真を撮れれば、一生の宝物になりますから、是非みなさんもカメラと三脚を持って
ゆっくりと横浜の夜景を楽しんでみてくださいね(^^)





2013年12月11日水曜日

普通の人が書く!! ニコンDf レビューと、おまけでマニュアル撮影のおさらい。




うぇ~い☆
(↑ニヤニヤしながら、小島よしおの動きで)










NIKON Df
NIKON Df posted by (C)りうです

(↑カメラ…ニコンDf:メイドインジャパン
レンズ…コシナのカールツァイス ディスタゴン T* 2/35 ZF:メイドインジャパン
ストラップ…HOPE FReCS PRO:メイドインジャパン
メモリーカード…東芝 EXCERIA 64GB:メイドインジャパン

・・・愛国者仕様です(笑))



…というわけで、今回は見た目の素敵さにシビれて気になさってる方が結構多そうな、
「ニコンDf」というカメラの感想文です。



まぁあれだ、ニコンやフォトヨドバシの中の人達なんかは、携帯電話のカメラだろうが日光写真だろうが
どんなカメラでも欲しくてたまらなくなる魅力的な作例を自動的に撮れちゃうに決まってるので、
そういう点では逆に、俺みたいな普通の人が普通の写真と共に書く、ごく普通の感想文も
少しぐらいは皆様方の参考になるかなぁ、なんて思います。



このカメラ、じっくりマニュアル撮影するのが楽しいんだろうな、と思ったので、今回の写真、
使ったレンズはコシナ・カールツァイスの単焦点MFレンズ、マクロプラナー  T* 2/100 ZFのみで、
全てマニュアル撮影しています。



撮る前は、マニュアルフォーカスの100mm一本でマニュアル撮影じゃ
さすがにちょっとかぶき過ぎかなぁ、なんて少し心配していたんですが、
実際やってみると結構どうにかなるもんで、いつもと視点も変わって、いやぁ、楽しい楽しい!!



今回は写真タップリで行こうね(^^)





NIKON Df テスト ガオ2
NIKON Df テスト ガオ2 posted by (C)りうです
(F4.0 1/125 秒 ISO 160)











このあと眠たい冗長な文章が続くだろうから先に言っておきますが、このカメラ、いいよ~!!
すっげぇいい!!


どこから書こうかね…良い所がたくさんあって…


外見の格好良さは言うまでもないので置いといて、
まずはD4と同じエンジンを載せているのに、重さが710g(本体のみ)。持ってみると軽いんだ。


今まで使っていたD3号が1240gですから、カメラバッグや首にかけてるストラップから
常時500mlペットボトル一本分の重さが減ったわけで、これはありがたいねー。


レンズの重さによるだろうけど、一日持ち歩いて、首から下げてても全然負担になりませんでした。



そして、Df号のダイヤルとツァイスの金属鏡銅を触っている時の、
なんというか、掌の良さ、両手への収まりの心地良さ、これも、すごーーーく良いです。


このカメラの根っこには「男の子が男の子を面白がらせるために作ったメカ」というような
洒落っ気があると思うんだけど、この、金属製のダイヤルやリングをあちこちいじくって動かすメカというのは
やっぱり漢のロマンだね、いやぁ、乙なもんで、これ、気分がぐぐっと昂りますよ~、ふふっ(´∀`)



それから、思ってたよりずっと良かったのが、肩部のISOダイヤル。


今までD2H号やD3号でISO感度を変える時には、ファインダーを覗きながら
カメラ背面下部にあるISOボタンを左手親指で探して押し、右手でダイヤルをグリグリ回して変えてたんです。


が、これが時々、隣にある「QUAL」という謎のボタンを間違えて押しちゃって
ISO感度が変わらない上に、RAW+jpeg BASICにしてある画質モードがゴリゴリ変わっちゃって


「お、おう、なんじゃこりゃ…何がどうなってやがるんでい…D3…D3よおおおぉぉぉーー!!」


と錯乱する事が、結構あったんです(-”-;A



しかし、左肩にISOダイヤルとロックが乗ってるDf君は、左手の人差し指でロックボタンを押しながら
左手中指でISOダイヤルを動かせます。


要するに、ファインダーを覗きながらでも、左手一本で間違いなくISO感度を変えられるんです。
これはすぐ慣れるし、個人的には使い勝手が良くなりました。





NIKON Df テスト ティーダ ISO1600
NIKON Df テスト ティーダ ISO1600 posted by (C)りうです
(F2.8 1/125秒 ISO1600)

(↑光の量が少ない夜間、室内での撮影。まず汚部屋な背景をぼかす為に絞りはF2.8を選択、
シャッタースピードは手ブレと被写体ブレを防ぐ下限の1/125秒に設定し、目にピントを合わせて、
露出メーターがプラスマイナスゼロ(適正露出)になるISO1600までISO感度を上げました)











感度と言えば、Df君は、さすがにD4のセンサーとエンジンを積んでるだけあって
高感度がべらぼうに美しいです。





NIKON Df テスト ガオ1 ISO1600
NIKON Df テスト ガオ1 ISO1600 posted by (C)りうです
(F2.8 1/125 秒 ISO 1600)
↑これがISO1600でしょ、





NIKON Df テスト 8
NIKON Df テスト 8 posted by (C)りうです
(F4.0 1/60 秒 ISO 2500)
↑これでISO2500(ガラス越しに撮影)、そして…





NIKON Df テスト ISO6400
NIKON Df テスト ISO6400 posted by (C)りうです
(F4.0 1/60 秒 ISO 6400)

↑これに至っては、ISO6400ですぜ、6400!!


マジか…ザラザラはどうした、ザラザラは…(゚Д゚;)



Df号の常用ISO感度は100~12800だそうで、増感するとISO感度204800までいけるそうです。



ISO204800っ!!



…ASA1600のフィルムで撮るとザラザラする、という古い刷り込みがされている俺にとっては
100万馬力とか、身長57メートル体重550トンなどという言葉と同様、あまりに現実離れしすぎた数値で
もはや何言ってるんだかよくわかりません。



ともかく、一般的にISO感度は、上げれば上げるほどシャッタースピードを速くできるかわりに
画像がどんどんザラザラになるので、許容できる範囲内でなるべく低い感度で撮るのが基本、ではありますが、
Df号は必要に応じ、ISO感度をゴリゴリ上げて行っても余裕で綺麗なので
日が落ちた後の街なんかも、手持ちで気軽に綺麗にスナップ撮影できるんじゃないかと思います。





うんめぇ魚で酒飲むべぇ
うんめぇ魚で酒飲むべぇ posted by (C)りうです
(F4.0 1/125 秒 ISO 640)





それからメニューで表示させるかどうか選べる、ファインダー内の4分割線。


これも便利なもんだねー。


表示させておくと水平をとりやすいし、フォーカスポイント部にかかっている4つの四角、
この4つの四角のそれぞれ真ん中あたりが、大体、三分割構図の交点になるので、構図に悩んだ時など、
四角のどれかの中に主題を入れれば、とりあえず収まりの良い構図ができますね。


もちろんそのまま四分割構図にも使えるし、いいよいいよー!











5.5コマ/秒の連写性能も、もちろん、普通に使ってて何の文句もつけようがないです。





NIKON Df テスト 馬術競技1
NIKON Df テスト 馬術競技1 posted by (C)りうです
(F4.0 1/1000 秒 ISO 100)

(↑走ってきてジャンプするお馬さんの一瞬をピタッと切り取るため、まずシャッター速度は1/1000秒を選択。

絞りはお馬さんが飛ぶ場所あたりの範囲で大体ピントが合うF4.0を選択したら、
最も画質の良いISO100で、露出メーターがほぼプラスマイナスゼロ(適正露出)を示しました。

あとはお馬さんがジャンプする場所へ事前にピントを合わせておき(置きピンと言います)、
ファインダー内にお馬さんが入ったら連続撮影しました)



…ニコンは「休日の気軽なお散歩に連れて行くカメラ」なんて呑気な謳い文句を言ってるんですが、
高感度の美しさといい、高速連写といい、中身は「お散歩カメラ」などというゆるい語感の範疇を
露骨に超越しているモンスターマシン、と言って差支えないと思います。


果たしてニコンがどれほど過酷なお散歩を想定しているのかわかりませんが、
それがどんなに難しいシチュエーションであれ、撮りたいなぁ、と思ったシーンを諦めさせない、妥協させない、
ありとあらゆるシーンをことごとく綺麗に撮影できる、という性能をしれっとぶっ込んでくるあたり、
ニコンの光学機器メーカーとしての矜持をビシバシ感じます、うん。











あとはもう個人個人の好み、感覚的な話ですが、
ごく単純に、写真が、ものすっごい綺麗で、艶っぽくて…
なんというか、うーん、雰囲気があると思います。


これは素晴らしいツァイスレンズ自体の特性と、相乗効果もあるんだろうなぁ。


うーん、解像度だけでなく、コクのあるコントラストと、こういうのを階調が豊かって言うんだろうか、
うまく説明できないんだけど、なんての、デジタル特有のごまかし感や嘘臭さが微塵もないです。
こう、生き物を撮った時の生きている感や、その場の空気感、雰囲気が、写真から漏れ出て伝わってくるような。


あー、なんて言えばいいんだろうね、うーん、なんての、とにかく、
もう、出てくる写真が、いちいちすげえいいのよ。すっげえいいの、うん。





扉の中からこんにちは
扉の中からこんにちは posted by (C)りうです
(F4.0 1/125 秒 ISO 200)





NIKON Df テスト 3
NIKON Df テスト 3 posted by (C)りうです
(F5.6 1/500 秒 ISO 100)





NIKON Df テスト 4
NIKON Df テスト 4 posted by (C)りうです
(F8.0 1/500 秒 ISO 100)

(↑明るい晴天下で感度を上げる必要が無いため、もっとも画質の良いISO100を選択。

早足で駆け抜けるお馬さんの一瞬をピタッと切り取るため、シャッタースピードは1/500秒に設定。

絞りは適正露出の近くで被写界深度が深く、一番クッキリ写るF8.0にしました)



…鞍の下にある真っ白な敷物(鞍下ゼッケンと呼ぶらしいです)の凸凹模様から
真っ黒い服やブーツまで、素材の細かい質感を全然ごまかさず、きちんと描写した上で
お馬さんの肌や血管の、なんというか、生きている感が見事に表現されているように思うんですが、
どうでしょうか。











なにせ見た目がご覧の通り、現代のカメラデザインの潮流から完全に脱線した
頑固な古武士の如きいでたちで、ダイヤルもたくさんついていますから
玄人や上級者向けのカメラっぽく感じる方がおられるかもしれません。


が、実際にマニュアル撮影でダイヤルグリグリしながらのんびり使ってみると、
もちろんピントも露出もDf号がばっちりサポートしてくれますから実に簡単ですし、
見た目だけでなく、性格も古き良き時代の大らかさを備え、写真を撮る原理の基本と、その面白さを
たっぷりと楽しませてくれる、実にフレンドリーな機体だと思います。


マニュアル撮影でダイヤルやピントリングを動かしながらDf号とゆったり語り合っていると、
んー、これだけビシッとした写真が撮れるのにおかしな話かもしれないんだけど、
絞りもシャッター速度もピントも、オートでカメラが提示してくれるものだけが
唯一絶対の正解というわけじゃないんだよなぁ、なんて当たり前の事なんかも思い出させてくれます。


まぁ、ちょっとぐらい露出が外れてたって、あるいはピントのブレやボケがあったりしても、
それはそれで、もちろんそのまま写真として写るわけで、でも、それもまた人間臭くてアリなんじゃないの、と
楽しんで肯定できる大らかさが同居しているように感じます。





秋の幻想
秋の幻想 posted by (C)りうです
(F2.0 1/250 秒 ISO 250)

(目では見られない、ピントや露出が合っていない世界にも、美しいものはきっとたくさん存在しているよね)



なんというか、Df号はものすごい性能を秘めた一眼レフのくせに、まるで緊張感を感じさせない、というか
堅苦しい心構えを強要しない雰囲気を持つ機種でして、なにも肩肘張って風光明媚な観光名所へ行かなくても
ニコンがお薦めするように、そこいら辺をぶらりと歩く時、このカメラをひょいとお供に持って
落ちている葉っぱ、雨上がりの水滴、面白い模様の石ころ、顔のような板の木目、
一歩外に出れば無数に転がっている素敵な写真の主役達を探して、のんびり考えてパチリと撮って、なんて
ゆる~い遊び方をしても、心がほぐれて楽しいだろうと思います。





秋の顔 笑う
秋の顔 笑う posted by (C)りうです
(F2.0 1/125 秒 ISO 100)


その上で、その気になれば、状況がどうであろうが、やたら綺麗な写真が撮れるわけで、
このカメラの印象としては、どんな難条件でも、ちょっと要求すれば


「すでにご用意できております」


と、にこやかに一瞬で応えてサポートしてくれる、一見好々爺のように見えて実は一流のバトラー、のような。



や、カメラと語り合いながら撮影自体をのんびり楽しめて、家に帰って目を奪われる写真の美しさを楽しめて、
軽くて持ち運びが苦にならないから、次のお散歩に持って行くのも楽しみになる、というこのカメラ、
効いてるんだかどうだかよくわからないサプリメントなんかを飲むよりも、
よほど心と身体によろしいんじゃないでしょうか(^^)



…うーむ…感想文だから、あとはなにか悪口も書かなきゃ、と思うんだけど、
性能も外見も使い心地も、当然俺が粗探しできるようなレベルじゃないですから、全く何も思いつかない…



あと、ご意見・ご要望の類も


「バッテリー残量計は指針式メーターだったら萌え度が上がるなぁ」

「4分割線のように、スプリットマイクロの表示を選べたら面白そう」


等々、中の開発の人が聞いたらニガ~い顔をしそうな、すっげぇめんどくさそうな事を
好き勝手言っておこうかとも思ったんですけど、
本当にそんなの出してきたらまた欲しくなって俺が困るので、やっぱり黙っておこうと思います(;´∀`)



…と、いつにも増して冗長な文章を書きましたが、
このDf号、みなさんにはおすすめしません。


何故なら「あまり持ってる人を見かけないし、数も売れてないんだけど、通が好んで選ぶカメラ」
を持ってる通の人、みたいな感じに思われたいから。


なので、このカメラが欲しい皆様は、写りが同じでもっと性能が良いD4を買えばいいです、D4。ね。


俺はDf、すっげぇ気に入ったけど、
みんなは買わなくていいですよ、ふふっ(^^)


でも、長い間カメラと共に過ごしてきた方がDfを手にしたら、
きっと俺と同じように、色々な想いを込めて、ついつい長~い感想文を書きたくなると思うんです。


それこそが心に響く名機の証、なのかもしれませんね。











さてと、ついでにおまけコーナー。


Dfで「マニュアル撮影面白そうだなぁ、でも難しそうかな」と思ってる方用に、
マニュアルモードでの撮影方法のおさらい。


いや、人様に教えられるほどの腕も知識もないんだけどさ、そんな俺でも簡単にできますよ、という事で、
よかったら、まぁ参考程度にどうぞ。

(もっとちゃんとした知識を得たかったら、ちゃんとした本を読んでね( ;´Д`))



マニュアル撮影と言っても、絞りかシャッタースピード、どちらかを最初に決めれば
後はそれにピッタリなシャッタースピードか絞りはカメラが教えてくれるので、難しい事は何一つありません。





1.まず、マニュアルモードに設定(Dfは右肩のMASPと書いてあるダイヤルを引っ張り上げ、Mにする)。

撮りたいものを見つけたら、絞りかシャッタースピード、どちらを優先させるか決めましょう。


 (ISO感度は基本的に、明るい日中なら、とりあえず最も画質が良いISO100にしておいて下さい)





【絞り】  (目安として)



F2.8以下…数値が低くなるほど背景が大きくぼける、ピントの合う奥行きが狭い、シャッタースピードが速い

F4.0、F5.6…背景のディテールをほどほどに残してぼかしつつ、主題をクッキリ浮かび上がらせる

F8、F11…ピントの合う奥行きが深い、一番解像度が高くクッキリ写る 遠くの風景を撮る時などに

F16以上…手前の主題から遠くの風景まで全てにピントを合わせる時に ただし解像度はF8、11の方が上で
絞る(数値が大きくなる)ほど遅いシャッター速度になるので手ブレに注意



※絞りによるボケ量は、被写体との距離等によって全然変わります。


写真の背景がどれぐらいぼけるかを見るには、ファインダーを覗き、ピントを合わせた後に
カメラのレンズ取付け部横にあるプレビューボタンを押してみて下さい。


実際写真に撮った時、背景がどれぐらいぼけるかわかります。


プレビューボタンを押している最中、絞るほどファインダーが暗くなるけど
これは写りとは関係ありません。





【シャッタースピード】 (Dfの右肩についているシャッター速度の目安として)



※一般的に、「1/レンズの焦点距離」秒が手ブレしない下限の目安、と言われています。
例えば今回使った100mmレンズなら1/125秒(1/100秒より速く)、50mmなら1/60秒(1/50秒より速く)、
28mmなら1/30秒(1/28秒より速く)…



手ブレ速度になっちゃったら、絞りを開ける(F値をもっと低くする)か、三脚を使うか、
ISO感度を上げてシャッタースピードを上げましょう



4(4秒)…夜景で車のテールライトが長い線になる

1(1秒)…夜景 滝などの水の流れが雲のようにフワフワになる(昼は減光フィルターが必要)

15、30(1/15秒、1/30秒)…流し撮りなど 動くものを撮ると被写体ブレが出るので、動きを出す時に

125(1/125秒)…動きものを撮る時、被写体ブレしないギリギリの速度だと思います。
これより遅いと動きが出ます。

250(1/250秒)…無難。実に無難なシャッター速度。動物園で常に動き回る動物を撮る時など、これより速く。

500(1/500秒)、それ以上…高速で動くものをピタッと止める、ただしシャッター速度が速くなるほど
明るさが必要になり、ピントの合う奥行き(被写界深度)も狭くなります





NIKON Df テスト 流し撮りの練習
NIKON Df テスト 流し撮りの練習 posted by (C)りうです
(F22.0 1/30 秒 ISO 100)

(↑1/30秒の手持ちで流し撮りの参考用に撮ったけど、こんな近距離でやるもんじゃねえな、ムズカシイわ(;´∀`)


流し撮りをするなら被写体の周りに余裕を持たせた構図で連写、できれば一脚があるとやりやすいと思います。

レーシングカーや特急等、速度が速い物を撮る時は、もちろんもっと速いシャッタースピードで。

シャッタースピードが遅いので、光がたくさん入り、真っ白な写真(露出オーバー)になりやすいので
やるなら夜の自動車とか、明るい日中だったら減光フィルターを使う必要性も高いと思います)





2.最初に絞りかシャッタースピードを設定したら、
次はファインダーを覗き、構図とピントを決めて、シャッターボタンを半押ししてみて下さい。



ファインダーの右下に「-・・・0・・・+」という棒グラフが出ていますね。

この棒グラフをゼロの位置にすれば「丁度良い明るさ(適正露出)の写真が撮れるよ」という意味です。

露出計の棒グラフはマイナスに行くほど暗く、プラスに行くほど明るい写真になります





3.最初に絞りを決めたのなら次にシャッター速度を、
最初にシャッター速度を決めたのなら次に絞りを動かすと
棒グラフ(露出インジケーター)が動くので、これをプラスマイナスゼロの所にもってきます。



(この時点で、例えば日が落ちてきたり、あるいは室内で明るさが足りない時など、
手ブレしないシャッター速度に上げたら、絞り値を一番小さく(絞り開放)しても棒グラフがまだマイナスだよ、
という場合は、ISO感度を上げて、ゼロまで持っていきましょう)





はい、あとはシャッター切るだけ!



丁度良い明るさの写真が撮れましたね!簡単簡単(^^)



(・・・・・・上に載せた写真群は、絞りやシャッタースピード、ISO感度をなるべく色々変えて撮りましたので、
良かったら目安程度にご覧下さい。)



……実際には、例えば真っ青な空を背景に家族の写真を撮ったら、影絵みたいに真っ黒く写っちゃって
スポット測光で撮り直したり、あるいは白や黒は露出補正したいな、なんて事もたくさんあろうと思いますが、
まぁデジカメってやつは、フィルムカメラと違って撮ったらすぐに液晶画面で確認できますし、
とりあえずRAWで撮っておけば、家に帰ってから露出等をかなり好きなように変えられますし、
なんと言っても、いくら失敗しようが現像代をとられませんから、バンバン撮りまくって、
わざと適正露出と違う絞りやシャッター速度で撮るとどう写るのか等、色々と実験して体感してみて下さいね(^^)





2013年11月10日日曜日

アガるPV。




 クリストファー・ウォーケンさんの話が出たので、今回はそこからクールなPV繋がりでいこうか。



↓はFatboy SlimのWeapon Of ChoiceのPVです。
MTVミュージック・ビデオ・アワードとグラミー賞のミュージックビデオ部門を受賞。


発表は2001年、クリストファー・ウォーケンさんは1943年生まれなので
この当時、もうすぐ60歳近いはずなんだけど、さすが舞台のミュージカル出身、動きキレキレ。超アガります。
…ほんとすげえなこの人…











アガるPVと言えば、電気グルーヴのPVもセンス良いのばっかりだよね。





















ナゴム繋がりで空手バカボン。



動画後半のおおもうけバカボンでは、裸に全身ガムテープでひたすら怪鳥音とか
この時代の大槻ケンヂさんは、良い意味で完全に頭がおかしい。











ラストは、デーモン閣下にヒーロー(Holding Out For A Hero)で締めていただきましょう。

上手いのは、相撲甚句だけじゃないんです。











うちの車は、I…i…なんとかという小さな音楽プレーヤーが乗ってて、
大好きな音楽達が1200曲ぐらいランダムで流れるようになっているんだけども、
いつだかSHOW-YAの「私は嵐」→デーモン閣下の「ヒーロー」と来てテンションMAXな所でうっかり油断してたら
突然空手バカボンの「日本の米」が来て、大爆笑して危うくフラつきそうになったので
車で聞く時は、あんまり面白い曲は入れない方がいいかもしんないと思います。





2013年11月7日木曜日

迷わず行けよ 逝けばわかるさ




 昨日のお昼過ぎ、ニコンから、新しいのに懐かしいデジタル一眼レフカメラ、「Df」が発表されましたね。





ええ、もちろん、昨日の夜、資料を読み終えると同時に速攻で予約入れましたが。





ええ。





・・・・・・それが何か?









   *``・*。        。*・``*     *``・*。       。*・``*
もう|   `*。 `  。 *`    |☆  |    ` *。  `。*`    |
  ,。∩ ∧,,∧ *` ☆   ∧,,,/∩  ☆∩ ∧,,,∧   ☆ `* ∧,,/∩。,
  + ( ´・ω・)*。+゚ + (・ω・` )*。+゚+。*( ´・ω・) + ゚+。*(・ω・` ) +
  `*。ヽ   つ*゚*☆・+。⊂   ノ。+ ☆ +。ヽ   つ。+・☆*゚*⊂   ノ 。*` どうにでも
   `・+。*・`゚⊃+∩∧,,∧・+。*+・` ゚ `・+*。+・∧,,∧∩+ ⊂゚`・*。+・`
   ☆ ∪~ 。*゚ . (´・ω・`)∪ ☆    ∪(´・ω・`) . ゚*。. .~∪ ☆
   `・+。*・ ゚ ☆ `・+。  つ─*゚・ ☆・゚*─⊂  。+・`☆ ゚ ・*。+・`
           ⊂  `・+・*+・`゚  ゚`・+*・+・ `  ⊃
             ~∪    なーれ♪  ∪~








乙な洒落っ気には熱を持って応える、それが江戸っ子の心意気ってもんです。






と、活きのいい話で景気良く締めたいところなんだが
古本祭りの直後で尾羽打ち枯らし息も絶え絶えシオシオのパーなあたくし、
「江戸っ子は宵越しの銭を持っちゃならねぇ」と東京都の条例で定められているとはいえ、
このタイミングはさすがに我が財政もデフォルト寸前、もう逆さに振っても鼻血も出やしません。


あーあ、誰かジャンボ宝くじの一等前後賞の当たり券を俺にくれねえかなぁ。
よほど運が良ければ、倍にして返してやらん事もないかもしれないんだが。


ともかく、お金を貯める都合があるので、次から情報を漏えいする時、
特に販売価格は発売の一年ぐらい前から漏えいして下さるようお願いします。



しかしまぁ、なんという俺向けカメラ。


ニコンは典型的な堅物の日本企業だと思ってたけど、
主力製品のカメラに、こんな遊びのエッセンスを混ぜ込む洒落っ気と度胸があるとはねぇ。


ニコンに出来る唯一精一杯の茶目っ気は羊羹だけだと思ってたけど、やる時はやるもんだなぁ。



あーあ、単に高画素競争を続けるだけのありきたりなシャッター押すだけお任せカメラだったら

「A0サイズのポスター写真撮るわけじゃないから、D3で充分間に合ってます」

で買わずに済んだのになぁ。



こういう乙の趣を問うような物に対するコンセプトへの賛否は、買って応援するしかねえもんなぁ。

しょうがねえなぁまったくもう。

あーもう早く来ねえかなぁ。楽しみでしょうがねえなぁまったくもう。





(人´∀`).☆.。.:*・゚





2013年11月5日火曜日

書を捨てず町へ出よう ~神田古本祭り&神保町ブックフェスティバル~






・・・・・・う・・・・・・





うう・・・・・・





な、何故じゃ・・・・・・







毎年毎年・・・神保町の古本祭り&ブックフェスティバルは・・・・・・











なんでこんなに楽しいんじゃあああああーーーーー!!!!!











うわあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!








……いや、特選古書即売展なんかのライバルが増えたりすると困るから
ネット上でネタにする気は、あんまりないというか、なるべく黙っておきたいんだけども。



それにしても。



あー楽しい あー 最高の気分だー あー (←瞳孔全開の口半開きでビクンビクンしながら)











本を見るのに夢中で、毎年なかなか写真が撮れない。





悩む 悩む 悩む
悩む 悩む 悩む posted by (C)りうです





幸せ狸がお待ちしております
幸せ狸がお待ちしております posted by (C)りうです





車椅子の人も杖突く人も、心弾むよ古本祭り
車椅子の人も杖突く人も、心弾むよ古本祭り posted by (C)りうです





古本祭りの時でさえ、やっぱり太宰さんはくよくよしている
古本祭りの時でさえ、やっぱり太宰さんはくよくよしている posted by (C)りうです



せっかくの楽しい古本祭り&ブックフェスティバルだってのに
やっぱり太宰さんだけはいつもと変わらずクヨクヨなさっている。



年に一度のお祭りの時ぐらい、憂さを忘れてバーッと笑えば良いのに。





もうひと頑張り
もうひと頑張り posted by (C)りうです





 …中学や高校の頃、


「毎年毎年毎年毎年、古本祭りはなんでこんなに楽しいんだろうか、
いい年こいたおっさんになったら、飽きるんだろうか」


と思っていたけど、いい年こいたおっさんになった今も
毎年毎年毎年毎年、古本祭りはなんでこんなに楽しいんだろうか、と思う。



や、学生の頃は、お小遣いやバイトで貯めたお金で本を買っていたけども、
大人になった今は、一年間チマチマと積み立てた「対古本祭り用軍資金」に加えて普段の貯金と、
それでも足りなきゃ、病気やケガなどのいざという時以外に使ったらダメな緊急用貯金と、
それでも足りなきゃ今月の生活費まで全ツッパでぶっ込めるようになり、
なんというか、いよいよブレーキの壊れた暴走コンボイみたいな感じの状況になっている。



でも、神保町のあちこちにずらりと並んでいる、大好きな分野の本はもちろん、
自分の世界に存在しなかった未知の分野の本にも次々と出会える、あのめくるめく快楽と愉悦と恍惚感。



これと旅があるから、もう少し生きてみようか、という気にもなる。











せっかくだから今年は、手にする事ができた本を一覧にしてみる。(敬称略)



【どうしてもさよならできなかった希少本】


・ 「北と南の話」 畦地梅太郎 (限定100部 版画、サイン、蔵書票付き)
・ 「日本昔噺第5号 かちかち山」 (縮緬本 フランス語版)
・ 「VERVE」 (Vol.7 Nos25 et 26 1949-1951 ピカソ特集 フランス語版)



【好みのツボ】


・ 「幻影城 探偵小説評論集」 江戸川乱歩 (初版、サイン入り)
・ 「萩原朔太郎全詩集」
・ 「猫と女とモンパルナス 藤田嗣治」
・ 「謎の竹内文書 日本は世界の支配者だった!」 佐治芳彦
・ 「伝統こけしのデザイン」
・ 「蛇腹折り一枚地図 ちゃんと歩ける東海道五十三次」 (東と西の二冊)
・ 「ムナーリの機械」 ブルーノ・ムナーリ



【写真集】


・ 「ザ・クリエイション 天地創造」 エルンスト・ハース
・ 「パリの記憶」 高田美
・ 「にっぽん劇場 1965-1970」 森山大道
・ 「ROLLEI ANNUAL 1953」 (ローライで撮影した参考写真集)



【懐かしの豆本】


・ 「かっこよくなる 秘密のトレーニング」 藤本憲幸 (豆たぬきの本 119)
・ 「けんかに強い わんぱく空手」 大山倍達 (ワニの豆本 P126)
・ 「世界からやってきた!!スーパーカー大集合」 春山徹久 (ワニの豆本 P142)
・ 「やっとわかった紅茶キノコの本」 坂本政義 (ミニ・サラ 菌進呈券付き(笑))



【乗り物の本】


・ 「歴史群像パーフェクトファイル 日本潜水艦総覧」
・ 「新幹線十年史」 日本国有鉄道新幹線総局
・ 「ムー特別編集 世界UFO大百科」 (復刻版)



【生物学】


・ 「モグラ 見えないものへの探求心」 川田伸一郎
・ 「イワシ 意外と知らないほんとの姿」 渡邊良朗
・ 「ダニ・マニア チーズをつくるダニから巨大ダニまで」 島野智之



【映画、テレビの台本】


・ 「ウルトラマン 怪獣大決戦」
・ 「座頭市 あばれ凧」
・ 「男はつらいよ 寅次郎 紅の花」
・ 「太陽にほえろ!」 (第128話 「夢見る人形たち」)
・ 「西部警察」 (第8話 「マシンガン狂詩曲」)



【実用書】


・ 「遅刻男スティーヴ 101の言いわけ」 デーブ・スキナー&ヘンリー・パーカー
・ 「藤波辰爾のボディトレーニング」
・ 「ヤクザに学ぶクレーム処理術 必ず勝てる14の鉄則」 山平重樹
・ 「5分間気功 ウェルネスのための短時間!簡単!気功」 王極盛




…多分、これで全部だと思う…。





濃厚な個性がほとばしる本の皆様
濃厚な個性がほとばしる本の皆様 posted by (C)りうです











 高かったのでかなりくよくよと悩んだけれど、思い切って買った畦地梅太郎さんの本は
生版画とエクスリブリスはもちろん、ゴツゴツとした朴訥な語り口の文章もやっぱり素晴らしい。





畦地梅太郎 北と南の話
畦地梅太郎 北と南の話 posted by (C)りうです



読んだ瞬間、周囲は冷たい湿り気を僅かに含んだ清涼な山の空気と心地良い土の匂いで満たされ、
部屋は、頭の上に濃く青く澄んだ空と、丁度すわり心地の良い岩がゴロリと転がる山へと変化する。


この本と巡り合う事ができて、本当に良かった。



手に入りやすそうな本では、おすすめは・・・


高田美(たかたよし)さんの「パリの記憶」と、「猫と女とモンパルナス」かな。 


高田美さんは、木村伊兵衛さんの写真集に寄せてた文章だけど、(最初勤めていたAFP通信をやめる時に)
「もらった退職金20万円のうち15万円で、とりあえずフランス行きの片道切符を買っちゃって、
フランスでは丁度旅行中の木村伊兵衛さんから通訳を頼まれたので、カメラの使い方を教えてもらった」
という、なんというか、かなり無茶な…とても行動的な方らしい(;´∀`)


エッフェル塔の下、着物姿で両手に一眼レフを構えた二刀流、というかっこいい姿も
ロベールドアノーさんの写真集で拝見した事があるし、
カルティエ=ブレッソンさんが日本へ来る時に手伝ったのも美さん、と聞いた事もあるような。


でも、すぐに才能を見抜いたピエールカルダンさんが速攻で右腕に引き抜いちゃったとかなんとかで、
肝心の写真を全然見た事がなかったんだよね。


この人はどんなの撮るんだろう、なんて思ってたら、
パリの人々をどこまでも優しく、暖かい眼差しで見つめる、実に心地良い写真集だった。


撮られた人達がもらって喜ぶ写真、ってやつだ。


モノクロームの写真から、パリの空気が、人々の体温が、声が、溢れ出す。動き出す。


美さんは、ほどよく前に出て、被写体の人達と気持ちの信頼関係を構築してるのか、
みんな安心して、リラックスした表情で撮られている。


撮ってる美さんの弾む気持ちも伝わってくるし、構図もほんとセンスいいよなー。よく見つけるもんだよなー。



あまり大きな声じゃ言えないけど、最近流行りの行き過ぎた高解像度に超ハイコントラストにHDRのやり過ぎで
ガチガチギトギト目ぇチカチカ、風の肌触りも土の匂いも生命の鼓動もまるで感じられない
妙に不自然で気色悪いCG写真群はもうお腹いっぱい、という方にとっては
高熱を出した後そっと口にするおかゆのような、じわーっと沁みる写真集だと思います…なんつって|ω・`)コソッ



あと、「猫と女とモンパルナス」。


藤田嗣治ファンはとっくに読んでるかもしれないし、
ファンじゃない人に薦めるような本でもないのかもしれないけども。


藤田さん本人が何かを言ってるわけじゃないけど、藤田さんをよく知る人たちによる思い出話が重ねられる。

戦争に振り回され、散々傷つけられ、それでも絵を描かずにはいられない芸術家としてだけではなく、
気の良い一人のおやっさんとしての藤田嗣治像がよく浮かび上がっている。


初っ端、土門拳さんによる藤田さんの思い出話と写真も、藤田ファンの方にはきっと興味深いものだと思う。


また、北川民次さんに思わず「僕は女房運が悪くて…」とボヤいてしまう、歴代奥さん達の話も
かなり丁寧に書いてあってなかなか面白い。


…いや、「女房運」に関しては、個人的には藤田さん自身の行動にもだいぶ軽薄な印象を受けるんだけど…


まぁ、この時代フランスでは「浮気も文化」だったらしいし…でもなぁ…


…うーん…正直どっちもどっちな感じが…(-”-;A











どの本か、そのうち暇になったら、別ネタで書いてみようか…みんなが興味ある本はどれだろうね…



とりあえず、本の聖地・神保町でレジを預かる、地球上の書物などあらかた読みつくしたであろうお姉さんにさえ

「うわ、すごいすごーい、うわわわわ、すごいすごい!!」

と驚嘆せしめたウルトラマン怪獣大決戦の台本、
これはファンの人も多いだろうし、中の書き込みや挟まってた絵コンテなんかもきっと珍しいだろうと思うので
ネット上に記録として残し、公開しておこうかな、と思ってます。



あと、以前、あんまり珍しいから、ネット上に記録公開しておこう…でも誰も見ねえだろうなー、
と思ってたちりめん本のしっぺい太郎、これが意外と拍手ボタンをいくつも頂いてとても嬉しかったので、
かちかち山のちりめん本も、そのうちネタにしてみようかな、と思います。


…でも俺、フランス語苦手なんだよなー…(´-ω-`)



それから、まだザッと読んだだけだけど、紅茶キノコの本で、酵母菌の名前や反応等、
なかなか興味深い記述がいくつかの部分で見られたので、それについても
調べた内容次第では、小ネタぐらいにはするかもしれません。



まあ、暇な時に、やる気が出たら、はい。





2013年10月20日日曜日

写真日記 新宿~渋谷




 こないだの休日。


「よ~し、俺も東松照明さんや森山大道さんや中平卓馬さん達みたく、
新宿の今をスナップショットで劇的に写し取って、みんなの魂を激しく揺さぶってやんぜーおらおらー」


と、張り切って新宿へ。



この前フリでおわかりのように、もちろん、いつも通り緊張感のかけらもない、ゆるゆるの写真しか撮れなくて
やっぱり、すげえ人達はみんなすげーなー、と改めて思った。





新宿
新宿 posted by (C)りうです





清く正しい歌舞伎町の昼 2
清く正しい歌舞伎町の昼 2 posted by (C)りうです





ハッ!!
ハッ!! posted by (C)りうです





なんだろな、なんで俺が撮ると、こういう間の抜けた空気感の写真になっちゃうんだろうかなー。


この写真とか、なんかもう、ある意味、奇跡の一枚だと思う。

清く正しい歌舞伎町の昼
清く正しい歌舞伎町の昼 posted by (C)りうです



歌舞伎町3番通りと、背後にそびえ建つのはコマ劇場跡地に建設中の東宝ビル&ワシントンホテル。


背景の舞台装置はバッチグー、後は出勤中or仕事上がりのお姫様か王子様か真島の兄さんみたいな
誰か新宿っぽい人が通りかかってくれないかなー、と釣り糸垂らして待ってたら、
通りかかってくれたのは、自転車の後ろに野球少年を乗せて走るお父さん、という
まるで予想していなかった、健全な世界の住人さん。



まさか歌舞伎町へ来てまで、ほのぼの写真が撮れるとは…。



や、ロベールドアノーさんや木村伊兵衛さんみたいな朗らか写真は大好きだし、
この写真もすごく気に入ってるから、そこはいいんだけども。



前に、どの本だか忘れたけど、アラーキーさんが


「自分は被写体との出会い運に、すごく恵まれてると思う」


みたいな事を言ってたと思うけど、写真にも運みたいなものがあるとすれば
俺には、「ゆるい写真を撮れる運」みたいなものが、憑いてる、というか、ツイてる、というか。



まぁ、東松さんなんか、学生運動の写真を撮りに行ったら
学生さん達からも機動隊のみんなからも、挟み撃ちのボコボコにされちゃった、とか言ってたしなぁ。


単なる趣味は、やっぱり程々にほのぼのなぐらいが、丁度良いのかもしんないなぁ。





泡沫の夢を見る街の護り猫が見廻る路地を 秋の風が追い越して行く
泡沫の夢を見る街の護り猫が見廻る路地を 秋の風が追い越して行く posted by (C)りうです



こちらは飲み屋街の裏路地を巡回警備中の猫さん。パトロールの結果は・・・





その街と猫は陽が射すと微睡む
その街と猫は陽が射すと微睡む posted by (C)りうです



今日も異常なし、のようです。











そのままぶらぶらと明治神宮へお散歩。





高砂や この浦舟に帆を上げて
高砂や この浦舟に帆を上げて posted by (C)りうです



吉日だったのか、それとも普段からこうなのか知らんけど、
結婚式で頭のでっかい綺麗な嫁さん達が大勢いたので、
モデルさん代わりに撮影の練習させてもらった。


カメラをガッツリ向けても怒らずに無料で撮影させてくれる美しき嫁の皆様、ありがたやありがたや。


何十人もの玄孫、来孫、昆孫、仍孫、雲孫に囲まれて毎日笑顔の絶えない老後に至るまで、末永く幸あれかし。











更にぶらぶらとお散歩、渋谷へ。





Tokyo Drawing Girls 1
Tokyo Drawing Girls 1 posted by (C)りうです



これは…あれだ…パルコだったっけか、スペイン坂ん所のTOKYO FMのスタジオが入ってるビル、
あれの壁に、女子高生っぽい女の子達がウォールアートをやってた。





Tokyo Drawing Girls 2
Tokyo Drawing Girls 2 posted by (C)りうです





Tokyo Drawing Girls 3
Tokyo Drawing Girls 3 posted by (C)りうです



変にテクニックをこねくり回したりせず、邪気やタナトスを微塵も練り込まず、
陽のエネルギーをストレートに迸らせてるアートは、見る方も素直に楽しく見られて元気になれるから良いやね。











それにしても、新宿から渋谷までふらふらと徘徊しただけでこれだけの大変化。

他にもエネルギーの漲る写真がたくさん撮れた。

…まぁ、特に新宿と渋谷は際立って個性の強い、曲者臭がプンプン漂う街だって事もあるかもしれんけど。



行く度に変化し続ける街という舞台装置を背景に、あちこちから集まって来た一期一会の人達が、
みんな「自分」というハマリ役の人生を、熱を持って表現してるもんなぁ。



新宿や渋谷という名の野外劇場は、いつ訪れても新鮮で飽きないよなぁ。





2013年10月12日土曜日

ちょこっと写真日記 過ぎ行く夏を振り返る




 毎日毎日、あまりの暑さに脳のお味噌がグツグツと沸騰し、意識があまとろ~んとなって


「おのれ~太陽め~ もう少し近くにおればアイアンクローで握りつぶしてくれる所なのだが…ぐぬぬ~…

え~い 実にいまいましい!!どっか行け!!どっか行けー!!わー!!」


と念じ続けていた夏も、涼しい風に乗せて秋の虫達が慎ましやかに歌いだす頃になると、
世の中に漲っていた高エネルギーが、ほんの少しだけ名残惜しく感じたりもする。



というわけで(?)、真夏の真昼間、街で撮った写真を、少しだけ。





三軒茶屋 2013 夏 5
三軒茶屋 2013 夏 5 posted by (C)りうです





三軒茶屋 2013 夏 2
三軒茶屋 2013 夏 2 posted by (C)りうです



場所は三軒茶屋。





三軒茶屋 2013 夏 9
三軒茶屋 2013 夏 9 posted by (C)りうです



通りすがりの人達が、みんな凛とした、張りのある良い空気感を纏っているので、
さらっと写し込むだけで、写真の中を雰囲気と躍動感のある空間に変えてくれる。


ありがたい、ありがたい。





三軒茶屋 2013 夏 8
三軒茶屋 2013 夏 8 posted by (C)りうです



歩いている仕事中のお父さんを撮るだけで、
もう勝手に「太陽にほえろ」や「特捜最前線」のようなカッコいい写真になってしまう。
ありがたい、ありがたい。





三軒茶屋 2013 夏 4
三軒茶屋 2013 夏 4 posted by (C)りうです



R-D1Xというカメラの控えめな存在感と、パチン…という静かなシャッター音は
通りすがりの人達に威圧感を与えないようで、気にせず普通に行動してもらえて、ありがたい、ありがたい。



やっぱりこのカメラ、ノーファインダーでもなんでも、ストリートスナップが面白い。


どんなに良い顔した人、好い空気を纏った人を見つけても、
これが一眼レフだと、カメラとレンズの威圧感からか、こそっとほんの一瞬カメラを向けただけでも
みんな瞬時にハッと気付いて、パーネル・ウィテカー並みの高速ウィービングでブンブン避けまくっちゃって
全然写し込めないもんなぁ。



俺の写真は、あなた方が写り込んで初めて生命が吹きこまれ、活き活きと動き始めるんです!!

だからみんなは避けちゃだめなんです!!

逆にダブルピースしながらグイグイとカメラの前に押し寄せてくるぐらいのノリでお願いします!!



…いや、それはいくらなんでも鬱陶しいかなぁ…(´-ω-`)



ともかく、ストリートスナップは個人的な楽しみで撮ってるだけで
顔の写った写真なんかはもちろん公表しませんので、みんな気にせず、避けず、無駄な抵抗はやめ、
あきらめて、おとなしくどんどん俺に写されなさーい!!!わー!!!