2013年10月20日日曜日

写真日記 新宿~渋谷




 こないだの休日。


「よ~し、俺も東松照明さんや森山大道さんや中平卓馬さん達みたく、
新宿の今をスナップショットで劇的に写し取って、みんなの魂を激しく揺さぶってやんぜーおらおらー」


と、張り切って新宿へ。



この前フリでおわかりのように、もちろん、いつも通り緊張感のかけらもない、ゆるゆるの写真しか撮れなくて
やっぱり、すげえ人達はみんなすげーなー、と改めて思った。





新宿
新宿 posted by (C)りうです





清く正しい歌舞伎町の昼 2
清く正しい歌舞伎町の昼 2 posted by (C)りうです





ハッ!!
ハッ!! posted by (C)りうです





なんだろな、なんで俺が撮ると、こういう間の抜けた空気感の写真になっちゃうんだろうかなー。


この写真とか、なんかもう、ある意味、奇跡の一枚だと思う。

清く正しい歌舞伎町の昼
清く正しい歌舞伎町の昼 posted by (C)りうです



歌舞伎町3番通りと、背後にそびえ建つのはコマ劇場跡地に建設中の東宝ビル&ワシントンホテル。


背景の舞台装置はバッチグー、後は出勤中or仕事上がりのお姫様か王子様か真島の兄さんみたいな
誰か新宿っぽい人が通りかかってくれないかなー、と釣り糸垂らして待ってたら、
通りかかってくれたのは、自転車の後ろに野球少年を乗せて走るお父さん、という
まるで予想していなかった、健全な世界の住人さん。



まさか歌舞伎町へ来てまで、ほのぼの写真が撮れるとは…。



や、ロベールドアノーさんや木村伊兵衛さんみたいな朗らか写真は大好きだし、
この写真もすごく気に入ってるから、そこはいいんだけども。



前に、どの本だか忘れたけど、アラーキーさんが


「自分は被写体との出会い運に、すごく恵まれてると思う」


みたいな事を言ってたと思うけど、写真にも運みたいなものがあるとすれば
俺には、「ゆるい写真を撮れる運」みたいなものが、憑いてる、というか、ツイてる、というか。



まぁ、東松さんなんか、学生運動の写真を撮りに行ったら
学生さん達からも機動隊のみんなからも、挟み撃ちのボコボコにされちゃった、とか言ってたしなぁ。


単なる趣味は、やっぱり程々にほのぼのなぐらいが、丁度良いのかもしんないなぁ。





泡沫の夢を見る街の護り猫が見廻る路地を 秋の風が追い越して行く
泡沫の夢を見る街の護り猫が見廻る路地を 秋の風が追い越して行く posted by (C)りうです



こちらは飲み屋街の裏路地を巡回警備中の猫さん。パトロールの結果は・・・





その街と猫は陽が射すと微睡む
その街と猫は陽が射すと微睡む posted by (C)りうです



今日も異常なし、のようです。











そのままぶらぶらと明治神宮へお散歩。





高砂や この浦舟に帆を上げて
高砂や この浦舟に帆を上げて posted by (C)りうです



吉日だったのか、それとも普段からこうなのか知らんけど、
結婚式で頭のでっかい綺麗な嫁さん達が大勢いたので、
モデルさん代わりに撮影の練習させてもらった。


カメラをガッツリ向けても怒らずに無料で撮影させてくれる美しき嫁の皆様、ありがたやありがたや。


何十人もの玄孫、来孫、昆孫、仍孫、雲孫に囲まれて毎日笑顔の絶えない老後に至るまで、末永く幸あれかし。











更にぶらぶらとお散歩、渋谷へ。





Tokyo Drawing Girls 1
Tokyo Drawing Girls 1 posted by (C)りうです



これは…あれだ…パルコだったっけか、スペイン坂ん所のTOKYO FMのスタジオが入ってるビル、
あれの壁に、女子高生っぽい女の子達がウォールアートをやってた。





Tokyo Drawing Girls 2
Tokyo Drawing Girls 2 posted by (C)りうです





Tokyo Drawing Girls 3
Tokyo Drawing Girls 3 posted by (C)りうです



変にテクニックをこねくり回したりせず、邪気やタナトスを微塵も練り込まず、
陽のエネルギーをストレートに迸らせてるアートは、見る方も素直に楽しく見られて元気になれるから良いやね。











それにしても、新宿から渋谷までふらふらと徘徊しただけでこれだけの大変化。

他にもエネルギーの漲る写真がたくさん撮れた。

…まぁ、特に新宿と渋谷は際立って個性の強い、曲者臭がプンプン漂う街だって事もあるかもしれんけど。



行く度に変化し続ける街という舞台装置を背景に、あちこちから集まって来た一期一会の人達が、
みんな「自分」というハマリ役の人生を、熱を持って表現してるもんなぁ。



新宿や渋谷という名の野外劇場は、いつ訪れても新鮮で飽きないよなぁ。





2013年10月12日土曜日

ちょこっと写真日記 過ぎ行く夏を振り返る




 毎日毎日、あまりの暑さに脳のお味噌がグツグツと沸騰し、意識があまとろ~んとなって


「おのれ~太陽め~ もう少し近くにおればアイアンクローで握りつぶしてくれる所なのだが…ぐぬぬ~…

え~い 実にいまいましい!!どっか行け!!どっか行けー!!わー!!」


と念じ続けていた夏も、涼しい風に乗せて秋の虫達が慎ましやかに歌いだす頃になると、
世の中に漲っていた高エネルギーが、ほんの少しだけ名残惜しく感じたりもする。



というわけで(?)、真夏の真昼間、街で撮った写真を、少しだけ。





三軒茶屋 2013 夏 5
三軒茶屋 2013 夏 5 posted by (C)りうです





三軒茶屋 2013 夏 2
三軒茶屋 2013 夏 2 posted by (C)りうです



場所は三軒茶屋。





三軒茶屋 2013 夏 9
三軒茶屋 2013 夏 9 posted by (C)りうです



通りすがりの人達が、みんな凛とした、張りのある良い空気感を纏っているので、
さらっと写し込むだけで、写真の中を雰囲気と躍動感のある空間に変えてくれる。


ありがたい、ありがたい。





三軒茶屋 2013 夏 8
三軒茶屋 2013 夏 8 posted by (C)りうです



歩いている仕事中のお父さんを撮るだけで、
もう勝手に「太陽にほえろ」や「特捜最前線」のようなカッコいい写真になってしまう。
ありがたい、ありがたい。





三軒茶屋 2013 夏 4
三軒茶屋 2013 夏 4 posted by (C)りうです



R-D1Xというカメラの控えめな存在感と、パチン…という静かなシャッター音は
通りすがりの人達に威圧感を与えないようで、気にせず普通に行動してもらえて、ありがたい、ありがたい。



やっぱりこのカメラ、ノーファインダーでもなんでも、ストリートスナップが面白い。


どんなに良い顔した人、好い空気を纏った人を見つけても、
これが一眼レフだと、カメラとレンズの威圧感からか、こそっとほんの一瞬カメラを向けただけでも
みんな瞬時にハッと気付いて、パーネル・ウィテカー並みの高速ウィービングでブンブン避けまくっちゃって
全然写し込めないもんなぁ。



俺の写真は、あなた方が写り込んで初めて生命が吹きこまれ、活き活きと動き始めるんです!!

だからみんなは避けちゃだめなんです!!

逆にダブルピースしながらグイグイとカメラの前に押し寄せてくるぐらいのノリでお願いします!!



…いや、それはいくらなんでも鬱陶しいかなぁ…(´-ω-`)



ともかく、ストリートスナップは個人的な楽しみで撮ってるだけで
顔の写った写真なんかはもちろん公表しませんので、みんな気にせず、避けず、無駄な抵抗はやめ、
あきらめて、おとなしくどんどん俺に写されなさーい!!!わー!!!