2016年12月28日水曜日

「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」、すっげえ良かったぞ!!







I am very sorry to hear about Carrie Fisher has passed away.
I will be your fan forever.
May God give her eternal rest and may her soul rest in peace.








う、うおああぁぁーーーーーー!!!!!



100つ星っ!!!

「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」、100つ星、100つ星でござるっ!!!


や、今更ながら一応言っておきますが、俺、スターウォーズ大好きなので
今回はもう、全力ですっげぇエコひいきしまくりますけど、
とにかくあれは、映画館で観ないと絶っ対もったいないですぞ!!


あんまり良かったから、思わず勢いで4コマ漫画描いちゃったよ!!
ベイダー卿とドニー・イェン兄貴による、夢の宇宙最強決定戦(?)見てね(´∀`)

(↓画像を右クリックして「新しいタブで開く」「新しいウィンドウで開く」等で
別画面で表示させた漫画を左クリックすると、画像が大きく拡大されて読みやすくなります)



「祝・「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」が良作だった記念 4コマ漫画「がんばれ(はぁと)ベイダーさん!」
「祝・「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」がすげえ良作だった記念4コマ漫画「がんばれ(はぁと)ベイダーさん!」

(↑今までPCでイラスト描くのに愛用していた「イラストスタジオ」というソフトに
「クリップスタジオ」という後継ソフトが出ていたので試しに使ってみたら、
えらく漫画が描きやすいソフトになっていました。

今は無料の試用期間中で、まだ使い始めて数日で使い方は全然慣れてないし
そもそも4コマ描くのも多分数十年ぶりなんだけど、
そんなド素人のおっさんがいきなり使ってもこれぐらいのものが描けてしまう、という
すこぶる快適で高性能なソフトです。今の所、無料試用期間は約一か月あるし、買ったとしても
価格は五千円とやたら安いので、漫画を描いてみたい人は是非試してみてね(´∀`)
……誰がおっさんだコノヤロー(`・ω・´))


とにかくこの手の映画は劇場公開中でないと、数年たってTVで見てから
「んぁ~、これ映画館で観たかったなぁ~」なんて思っても遅いんだから、
授業だの仕事だの、後でいつでもできる事なんかソッコーさぼって、今すぐ観に行っといで!!

わしが許すっ(ドンッ)!!


……あぁ~、でも、こういうのは、女子はどうなんだろう……

少なくとも男子は、映画好きの男子同士でツルんで観に行って、
観終わってムンムンしたままの勢いでダーッと飲み屋になだれ込むと酒が美味いと思います。


……さてさて、いやぁ、俺は余計な事を言うつもりは全然ないんだけれども、
俺が映画のストーリーをどんなに遠回しに話しても、勘の良い人達にとっては
何故か内容が大体わかっちゃうらしいので、ネタバレが嫌な方は、ここから先は読まぬように!!


ぐ、ぐわぁ~、だめだぁ~、自分を抑えきれないぃ~!!もう黙っていられない~!!


早く、早く劇場に行くのだぁ!!











はい、そんなわけで、ここから先は内容に若干関係する話を、
頑張ってなんとか遠回しに書いておこうと思います。



まずはドニー・イェンさんのファンの皆様、おめでとうございます。


彼がスターウォーズに出演すると聞いて、恐らく2つのシーンを妄想されたと思いますが
とりあえずそのうちの1つ、バッチリありますよ(´∀`)ъ♪


俺はそもそも登場人物が誰なのかさえ鑑賞当日まで知らず

「うおぉ~!!!ドニー・イェンさんがスターウォーズに出演するのかぁ!!マジすか!!
んじゃ、もちろん、こんなシーンがあるといいよなぁ、あんなシーンもひょっとしてあるのかなぁ、
もし2つともなかったら、2ちゃんとかで悪口言いふらしてやろう(´▽`)はぁぁ・・♪ 」

と、妄想をパンパンに膨らませてお肌つやつやモードで行ったんですけれども、
まさに妄想したシーンの一つが、超ハイクオリティに磨き上げられてドドーンと観る事ができて、
しかも、更にあんなシーンまであって、もうね、俺はあれらのシーンを巨大スクリーンで
観る事ができた時点で、いきなり映画館代の元は取ったね、うん!!


さて、もう一つのシーンはあるのか、ないのか、
その答えは……キミ自身の目で確かめてくれ(m9^-’)ビシッ!!


それからもちろん、メカね、メカ( ´ ii ` )!!

舞台の時代設定が1作目(エピソード4)の少し前、という事で
皆様が期待しているであろうアレとか、ソレとか、コレとか、あまつさえアレとかもね、もうね、
大スクリーンで期待を更に更に上回ってワラワラと、ウジャウジャと、タップリとね、
もう、ええ、もうね、余は、余は大満足でおじゃるっ( ´ ii ` )!!

あれは絶対映画館で観ないと、ほんともったいないから!!


とにかくドニー・イェンさんのシーンもそうだけど、や、お客さん満員だし、もう大人だから
すっげぇ我慢して静かにして見てたけどさ、もし他にお客さんがいなかったら、俺、
前の座席の背もたれをひっつかんでガックンガックン揺すくりながら
「キャアアァァァ~~~キャアアァァァ~~~~(人´∀`).☆.。.:*・゚!!!」って
大騒ぎしたいシーンが多かったね。


当たり前なのかもしれないけど、制作者側はすごい熱量のスターウォーズファンで、
ファンのみんなが「こんなの見たいなぁ」、と思っているであろうシーンを
ギュギュッとあれこれ詰め込んで、いかにしてみんなを喜ばせるか、という所に
一番のポイントを置いた、サービス精神に溢れている場面がとても多い、
ずっとファンを続けてきた人達へのプレゼントみたいな作品だと思います。


そう、ファンの方々はどうせみんな自動的に観に行かれるんだろうけど、
まだ足を運ばれていない方に一応言っておきます、

ファンは当然、最初から最後までまばたき禁止な。

チラッ、チラッと、一瞬だけど、色々出ますよ、見逃すなよ、お楽しみに( ̄ー ̄)ニヤリ


で、この映画の個人的に、特にポイントの高い部分ですけど、
これだけ短い時間に、ファンサービスに溢れたシーンをあれだけぶち込んでおきながら
最初から最後まで、きちんと一貫して整合性のあるストーリーが破綻なく進んで行く所。


よく、優れたSFXなど、最新の凄い映像を見せつける映画って
肝心のストーリーが破綻してて「どうしてこのキャラは突然こんな行動し始めたの?」などなど
疑問だらけになったりする作品が多いんだけど、
これは映像があんなに凄いのに、物語も、ほんと、いいんだよぉ~。


……いいよぉ~……あ゛あ゛~~~あ゛ばばばばあ゛~~~(ノД`)


というわけで、ストーリーも優れているので、逆に今までスターウォーズ観た事ない方も
単発のSF映画として存分に楽しめると思います。

ただ、これを観た後は、高確率で1、2、3作目(エピソード4、5、6)を観たくなるに決まっているので
その辺は心の覚悟をしておいた方が良いです。
あんなラスト、また1作目から観たくなるに決まってるじゃんか、
んもぅ、しょうがないなぁ(人´∀`).☆.。.:*・゚。

みんなもハマれハマれΨ(`∀´)Ψヶヶヶ



それから……これはストーリーに関係ないから、もうモロ書きしちゃいますけれども、
何故かターキン提督が、しれっと普通にご出演なされていました。

あれは一体どういう事なの!?

ルーカスフィルムの最新技術で、ピーター・カッシングさんを生き返らせちゃったとか(゚Д゚;) !?

他にも、あんな人まであんな感じで登場しちゃってるし、もうなにがなんだかわからないけども、
21世紀のハリウッド、ほんとすげぇな(゚O゚;!!


感想文だから、なんか悪口も言わなきゃなぁ、と思うんだけど、
…う~ん、時間がギュッと短いせいでキャラ達の心境の変化が若干速すぎるかなぁ、
これがマイナス0.03つ星としても、大体誤差の範囲内でやっぱり100つ星だな、うむ。

ドニー・イェンとベイダー卿が出るってんで観る前から87つ星ぐらいの心持ちだったけど
その期待と妄想を更に超える良い作品をありがとう。

ガキの頃からずっと好きでい続けて良かったわ(´∀`)





総合評価:100つ星(5つ星が満点)










2016年12月11日日曜日

日記 2016/11/2 北村英治&村井祐児&八代亜紀  クラリネット玉手箱が良かった




タイトルのとおり、北村英治さん&村井祐児さん&八代亜紀さんによる
「クラリネット玉手箱」というコンサートへ行ってきたらすごく楽しかったので、詳しく書いておく。


※今後、同じようなコンサートが開催される事があるかもしれないけど、
ここにはネタバレ(?)がたくさん書かれているので
もし行かれる方は読まない方が絶対楽しめると思います('▽'*)ニパッ♪



平日だったんだけど仕事終わって大急ぎで駆けつけたら
ギリギリ間に合って、冒頭、北村英治さんの登場とほぼ同時に席へ滑り込む事ができた。

東京は、E電も私鉄も、ちょいと待っていれば次から次へゾロゾロホイホイ来やがるから
急いでて時間が無い時でも無理な駆け込み乗車をする必要がなくて本当にありがたい。


さて、このコンサート、ジャズクラリネット奏者の北村英治さんが
クラシッククラリネット奏者の村井祐児さんにジャズのテクニックを教え、
逆に北村さんには村井さんがクラシックのテクニックを教え、
曲の合間はお二人による、まるで歯車の噛み合わない会話のキャッチボールに爆笑して、
飛び入りのスペシャルゲストで登場した八代亜紀さんがジャズを歌い……

…と、文章に要約してみると、カオスの極みみたいなイベントにしか見えないんだけど、
やぁ~、あれは面白かった。そしてほんとすごかった。あれは行けて良かった。






まずは北村さんのカルテットによるRose Roomでお客さん達のテンション初っ端から↑↑、
It`s Been A Long, Long Time→枯葉、とテンポ良くスウィングを繰り出し
お客さんを更に心地よく酔わせ熱量上昇、会場がばっちり温まる。

横浜ジャズプロムナードの話でも書いたけど、
やっぱこの人達の演奏は良いわ。いい。すごく気持ち良い、うん。

細胞の中に溜まって淀んでいる気持ちの一粒一粒に
エネルギーが与えられて励起して、活力が漲ってくるような爽快感と高揚感。


そして会場の熱量が良い感じにムンムンと上がった所で
クラシックの村井祐児さんがピアノ伴奏の中島由紀さんと共に、静か~に登場。

村井さんは芸大の先生をなさっておられるそうで、一体どんな曲をやるのかな、と思ったら
なんとサン・サーンスの動物の謝肉祭から、なんだっけ、森の中のカッコウってタイトルだっけ、
あのパートを唐突に、静か~に演奏開始。



ピアノ「・・・・・・ポロン ポロン ポロ~ン・・・・・・」

クラリネット「・・・・・・カッコ~  カッコ~・・・・・・」


と、めっちゃくちゃ演奏技術の高いお二方が、ものすんごい本気でカッコウカッコウやってて
おぉ、この後、白鳥とか続けてやるのかなぁ、と思ってたら


ピアノ「・・・・・・ポロンポロン ポロン  ポロ~ン・・・・・・」

クラリネット「・・・・・・カッコ~      カッコ~   カッ コ~・・・・・・」


・・・・・・し~ん・・・・・・



二人とも深々とお辞儀して終了。



・・・・・・。



お、終わりなのか~い(;´∀`)!!!



と、この異常にクオリティの高いカッコウに加えて
前のスウィングとの熱量ギャップがあまりに大きくて、もう俺、可笑しくて可笑しくて、
初っ端からひぃひぃ言いながら笑いをこらえるのがほんと大変だった(´∀`)

会場のみんなも、すっごい「!?」「ざわ・・ざわ・・」状態になってた(笑)

やぁ、あんなハイクオリティな生カッコウを聴ける機会はなかなかないと思うんで
それだけでも貴重な経験だったね、わはは(´∀`)
(まぁ、コンサートの曲目にこれだけ入れる方って、あんまりおらんかもしれんけども(;´∀`))







続いて、北村さんと村井さんがお互いにジャズとクラシックを教え合うコーナー。


北村「今日はクラシックのクラリネットについて、教えていただこうと思うんです(´∀`)」

村井「……やぁ、芸大を出ても就職先を探すのがなかなか大変だし、私(以下自粛)……(´-ω-`)」

北村「……いやいや、生活とかお金の事じゃなくて、吹き方ね、演奏を教えていただこうと(;´∀`)」


というわけで、まずは村井さんのクラシックのテクニックのツボ。


「ピアニッシモ(小さい音)を、粒を揃えてリズム良く出せるようになりましょう」


という事で、お手本にト、ト、ト、ト、ト…と、まるでシャンパーニュの琥珀色の海に立ち上る泡のように
うんと小さく、でもきちんと芯のある大きさの揃った音の粒を次から次へと創生していたんだけど、
や、俺クラリネットやった事ないからわかんないけどさ、
管楽器で、あの、きれいに粒の揃ったまま、きちんと前に飛んで行く、極小さい音を出せるのって
あれは結構な高等テクニックなんでないの?


少なくとも俺のテナーサックスは、大きい音を出すのはほんと簡単なんだけど、
小さい音、いや、目の前の床にポソッと落ちるような単なる弱い音ではなく、
形が綺麗に整い、芯があって前に飛んで行く小さい粒の音を出すのが本当に難しい。


例えば…なんだ…曲で言うなら、スターウォーズのAcross The Starsだとか、
ニューシネマパラダイスの愛のテーマだとか、冒頭、風に乗ってどこか遠くから
さりげなく聞こえてくるぐらいのピアニッシモで入ったら素敵だなぁ、と思うような曲で
イメージ通り、静か~に入ろうとすると、


「・・・・・・ぷ・・・ぷすぅ~・・・・・・」


と、スカすのに若干失敗した屁のような音が登場し、なんというか、
地面に深さ3mぐらいの穴を掘って中に入り、
体育座りをした上から厚手のお布団をそっと何枚もかぶせてもらいたくなるような、
鬱屈とした寂寥感が周囲を包み込んでしまう事がよくあるのだ。

で、…ぷ…ぷす…ぷぅ…と、なかなか綺麗なピアニッシモが出なくて

「ぬぁ~もう、じれってぇなぁこんちくしょ~い!!むぅんっ!!」

と息を全力でぶっこんで、結局

「どっか~ん!!ばんぼぼ ぼばんぼ ばんぼぼ ぼばんぼ!!」

と、集会の直管コールみたいな常に全開の演奏になっちゃうんで
そこんとこ夜露死苦ぅ!!!愛羅武勇ぅ!!!愛死美絵無ぅ!!!


う~む、練習し続けていれば、そのうち綺麗に整ったピアニッシモも
狙った粒の大きさで確実に出せるようになってくるのかしらん。


ちなみに北村さんは、2~3回ピアニッシモを出した所で速攻で飽き始め
ト、ト、ト・・・トゥ~ルルルゥ~('▽'*)♪ と元気いっぱいなグリッサンドで超ご満悦のどや顔。


村井さん「……いや、もう、そういうのができる事は、充分わかってますから……( ;´Д`)」


そしてお二人でメンデルスゾーンのコンチェルトシュトゥックを演奏。

北村英治さんのメンデルスゾーン、元気で朗らかでのびのびしてて良かったなぁ(´∀`)
曲の性格がよく似合ってた、うん。

良い意味で牧歌的というか、なんだろう、写実画がずらーっと並んだ回廊の中に
とん、と一枚だけ置かれた印象派の絵画のような、素直でほのぼのした明るさがあって、
メンデルスゾーンさんが空の高い所であれを聴いてたら、手を叩いて喜んでるんじゃないかな。







今度は北村さんが村井さんにジャズを教える番。


ジャズのテクニックのツボ。


ヴィブラートをリズムよくかけましょう


単にヴィブラートをやたらとワウワウやるのではなく、リズムに乗せてテンポ良くかける、という事。

お手本として「Moonlight Serenade」をチョイス、最近はリズムの速い演奏が多いけれど
この曲はゆったり演奏した方が良い味が出ますよ、と北村さんのアドバイスでゆったり演奏。

で、例えばムーンライトセレナーデの出だし、


レーーーーミファ レーーーーミファ レーーミファ レーーミファ ファ#ー ソーー


この長い「レーーーー」(付点2分音符~3連符の頭部分まで)をただストレートに吹くのでなく、


レレレ レレレ レレレ レミファ レレレ レレレ レレレ レミファ


……というように、一拍を三連符にして極なめらかに柔らかくつないだようなイメージで
ヴィブラートをかけると、おぉ、なるほど、ただまっすぐ吹くのに比べて格段に良くなる(゚O゚;


んで、「しめしめ、これは良い事を聞いたわい!!
ピアニッシモは無理でも、これだったら我が輩にもなんとかできそうではないか!!
さっそくモロに丸パクリさせてもらうとしよう、グエ~ッヘッヘッヘΨ(`∀´)Ψヶヶヶ!!」

と思って先日やってみたんだけど、デッデッデッデッデッデッデッデッデッデッデッデッ、と
道路工事でランマ走らせてるようなゴツゴツ音しか登場しなくって、
顔色よしっ!!!足元よしっ!!!今日も一日、ご安全にぃっ!!!



ちなみに北村英治カルテットによるムーンライトセレナーデの模範演奏の後、
村井さんはこの曲を大真面目に、ストレートに演奏。


北村「……村井さん、ヴィヴラートをかけましょうよ(´∀`)」

村井「……クラシックでは、ヴィヴラートは禁止されております……(´-ω-`)」

北村「まぁそう言わず、せっかくですから、ジャズはやっぱりヴィヴラートがないと、ねぇ」

村井さん、悩んだ挙句、首をわずかに振って音を揺らす

北村「……やや、首は振らなくていいんです(;´∀`)」


でも村井さん、ラストの「Sing, Sing, Sing」でむちゃくちゃいけてるソロを披露してたけど
ソロであんなに細かい所まで繊細に描写しきるジャズの人、まず聴いた事ないなぁ。

さっき書いたけど、例えば北村さんの演奏を、全体の風景をフワッと見て
最も鮮やかな色をどんどん乗せていく印象派の絵だとすれば、
村井さんは花を丁寧に観察して、おしべ・めしべや花弁まで精密に描き上げる
ボタニカルアートのような演奏だと思った。


そう、なにか曲を演奏する時、俺みたいなアマチュアが3段階、ジャズのプロが10段階ぐらいに
音をコントロールするとすれば、村井さんはそれが40とか50とか、アナログのツマミをいじって
無段階に調節しているような細やかさがあって、ああいう所がクラシックの人達の
「楽譜を作曲家の想いに寄り添って再現する」という職人芸に必要なセンスなのかもしれないなぁ、
と思った。



それと、北村さんが「あんまりお酒を飲んじゃうと息が続かなくなるので、
管楽器をやる人はお酒はほどほどに云々……」みたいな事を言ってたみたいなんだけど、
丁度この時、何故か突然、突発性難聴を発症してしまったので、
何をおっしゃっているのか、全っ然聞こえなかった、いやぁ、実に残念!!








北村「ジャズは、人の歌声や演奏をよく聞いて息を合わせた伴奏をする、という事も
   とても大切なんです、というわけで今日は歌手の方をお呼びしましたから、
   それに合わせて伴奏する練習をしましょう(´∀`)」


ここで八代亜紀さん登場、うおぉーー!!!会場大盛り上がり!!!


八代亜紀さんのジャズは、とにかくすごかった。圧巻。本物のジャズだった。

演歌歌手が隠し芸的に歌ってみました、みたいなレベルの話ではなく、
誰だろう……ジャズ界で言うと、ジュリー・ロンドン姉さんの声に艶と密度を高めたような
あの歌声は、長い間歌って相当磨きこんできたような匂いがするんだけど、どうなの……

ジャズのノリが沁み込んだリズム感でめちゃめちゃ楽しそうに歌っている所を見てると
ジャズ愛がビンビン伝わってくるし、
や、演歌の世界にいるから多分そんなに大っぴらには言わないんだろうけど、
きっと昔っからず~っとジャズに惚れこんでて、大好きなんだろうなぁ、と思う。


あと、生の八代亜紀さん、すっげぇ色っぽいのな(;´∀`)

「Bei Mir Bist Du Schon」を歌う時、ヴァースを村井さんに向けてムンムンと発射してて
村井さん「……ひ、ひぃ……ふぅ……(;´Д`A ```」とキョドってたけれども、すげぇわかる(笑)

あのオーラとお色気は、近距離で浴びるとなんかヤバい気がする(;´∀`)


八代さんが続けてやはり磨き込まれた「You'd Be So Nice To Come Home To」を歌いきった後は
北村さんと村井さんがクラリネットで「Memories of You」、そしてラストのアンコールに
三人で「Sing, Sing, Sing」、もちろん会場大沸騰、ドッカーン!!!


いやぁ、八代さんが歌い、北村さん、村井さんがソロを吹いて、
ちょっと俺の乏しい語彙ではなかなか文章で表現できないんだけど、
あれは凄かった、あれは、凄かった。

なんと言うか、すごい場所に居合わせてしまった、というような、圧倒的な、最高の一曲。

や、客席の俺らはもちろんだけど、ステージの上で演奏してるみんなも
めちゃくちゃ楽しかったんじゃないかな。


長々と書いたけど、振り返れば数分で終わってしまったんじゃないかと思えるぐらい
楽しい一時だった。

楽しい時間は速く過ぎ去る、というアインシュタインさんの説は確かに正しい、うん。


仕事中も、これぐらいの勢いでさっさと時間が流れてくれれば良いのだけれど(´・ω・`)










2016年11月27日日曜日

日記



日記です。







神保町の古本祭りは、毎年毎年どんな本に出会えるか全く想像できない
ビックリ箱のような楽しさがあって、たくさんの出会いを楽しませてもらってるんだけど
今年は特に、なんと言っても清宮質文さんの、しかもサイン入りの画集を
手に入れる事ができて本当に嬉しい。

一つの作品につき木版画を20部~多くても50部ぐらいしか刷らないようなので
実物を見た事はないし、インターネットの無い時代だったら存在を知らなかっただろうなぁ。

俺、この人の作品、すごい好き。

根暗な心に、ほんと沁みる。

・・・頑張ってずっと明るい性格のふりをし続けていれば、
やがて明るい性格が自然に形成されるのかと思ったけど、無理だったな。


古本まつり&ブックフェスティバルを全体的に見ると、今年は、昨年ほどではないけれど
やはり早川のポケミスが多く見受けられて、すっげぇ血が滾った。
(昨年はSFも含めハヤカワ・ポケット祭りみたいな事になってたな)

多分、実際にポッケに入れたら、結構かさばって鬱陶しいんだろうな、といつも思う
ハヤカワ・ポケット・ミステリー。

ずらり並んだ背表紙のタイトルや、アガサ・クリスティ、イアン・フレミング、
エラリイ・クイーン、コナン・ドイルにレイモンド・チャンドラー、
SFシリーズのアシモフ、P・K・ディック、H・G・ウェルズ、小松左京に星新一等々、等々・・・
作家の名前を眺めてるだけでもワクワクするね!!


ただ、古本は相変わらず大充実してるんだけど、
新刊は、年々トンデモ本が減ってきているような気がして、ちょっと切ない(´・ω・`)

特に科学・歴史系で、わからない部分を一切調べずに著者の単なる妄想で穴埋め、
それを前提に科学的・論理的な矛盾や他の視点・考え方も全部無視、
読者のツッコミも気にしないでどこまでも斜め上に突き進み、結局はどこをどうやっても
最初に決定されていた著者の思い込んだ結論に必ず辿り着いてしまう、異論は聞こえん、という
あのザックリした超論理展開が、俺は大好きなのだ。

(自分が知らない事について知らないという事に気付かず
何故か知っていると思い込んでいる人達の論理展開はみな非常に興味深く、
個人的にとても面白いと思う)



人類の文化レベル・知的水準の向上にあんまり縁のなさそうな本コレクションの一部の写真
我が愛しの「人類の文化レベル・知的水準の向上にあんまり縁のなさそうな本」コレクションの一部



正しい事がきちんと正しく書いてある本だとか、ちゃんとしたご婦人が好んで小脇に抱えるような、
例えば村上春樹さんのような清潔感溢れる美しい本が
人類の文化や知的水準の向上に大切なのは重々承知しているのだけれども、その上で、
意識低い系の俺みたいなのが、ただただ人生の残り時間を無為に消費してしまうような、
人類の文化や知的水準の向上に1ミリも関係しないであろう、
とても無駄で、非常にいかがわしくて、すごくしょうもなくて、でもグイグイ惹き込まれて
ハートに火が点いて、ついつい前のめりに読んでしまうような楽しい本のシリーズも
もっともっとたくさん出しておくれ。



・・・・・・色々と余裕のない今みたいな時代、あんまり売れないのかなぁ(´・ω・`)









2016年10月27日木曜日

ジャンクフード祭ふぉ~~~~~~~~う!!!












ふおぉぉぉぉ~~~~~~~~う!!!!!













カップヌードル 謎肉祭を開封して御対面した所の写真
「カップヌードル 謎肉祭 御対面」





















カップヌードル 謎肉祭ができあがった時の写真
「カップヌードル 謎肉祭 できあがり」








謎肉祭ふおおぉぉぉ~~~~~~う!!!!!







お~う神よ~
ウィスキー飲みながらピザポテト食べながらゴロゴロしながらエリア88読んで
夕ご飯にカップヌードル謎肉祭食べて
食後のデザートに北海道ミルクのアポロチョコをモリモリ食べてしまう罪深き我が輩を許したまえ~


そう、これは成人病のフラメンコ・サヴァイヴァー!!!


でも心配ご無用!!


毎日ちゃんと牛乳を飲んでいるので、りうさんの栄養バランスは完璧なのだ!!


完璧なのだっ!!



カァァ~~~~~~ップ ヌゥゥ~ドゥ~~~ フォォォォ~~~~~~~~~~ウ!!!!!










2016年10月23日日曜日

日記。横浜ジャズプロムナード2016が楽しかった。




 10/9、横浜ジャズプロムナード2016というイベントへ行ってきました。


横浜のあちこちで同時多発的にジャズ演奏が行われ
5000円ぐらいだったかな、最初にお金払うともらえるバッチを付けていれば
あとはどこの会場でも好き勝手に何度でも出入り自由というイベントです。
(街頭プレイはもちろん無料で聴けます)


おみそがいなくなって開いてしまった大きな風穴がなかなか塞がらず
日々ただダラリダラリと生命活動を惰性で維持し続けているだけの中で
久しく思い出し方がわからなくなっていた"楽しい"という感覚を
ようやく思い出すことができました。


小さい頃、遊園地に行ったのと同じぐらい楽しかったですよ(´▽`)はぁぁ・・♪

うん、自分の人生の中でも相当上位に入る、楽しい日だったと思います。


まだサックスの練習をさぼれるほど上手くなっていないので
いつも通りジャッキーマクリーンさんのデイリーウォームアップ→フェルリング→
イージージャズコンセプション→アドリブの極意等をやって昼飯食べて午後から好きな曲練習して、
なんてやってから行ったので横浜に到着したのは結構遅かったかな。


それでも北村英治さん達の最高のスウィングをガッツリ堪能した後
前田憲男さんの豪華なピアノ生演奏&指揮によるビッグバンド演奏にのせて
水谷八重子さんがエネルギー全開で歌う映画音楽生歌メドレーを聴いて、なんて話をすると
遠方に住んでいたり時間が合わなくてどうしても行くことができず
ハンカチ噛みしめて悔しがっておられる方もきっと多々いらっしゃるだろうと思うので
こんな事書くのは少し申し訳なく思うけれど、そんな方達の妄想や期待を恐らく更に凌駕して、
本当に、本当に、良かったですよ、日本最高峰のジャズプレイヤーさん達による生演奏、生声は。


今回、もちろん写真撮影は全然ダメだったので、とりあえず代表として
試しに描いてみたら似なかったけども、北村英治さんの似顔絵。





北村英治さんの似顔絵
「北村英治さん」








北村英治さんは、幸運にもクラリネットの中まで覗けるド真ん前のかぶりつき席をゲットできました。
ピアノ、ベース、ドラムとのカルテット。


曲はIt's Been A Long, Long Time(お久しぶりね)からラストの…A Thousand Goodnightsだっけ、
タイトルうろ覚えだけども、ともかく最初から最後までどれもこれも
ドカーンと王道のスウィング直球ど真ん中、ああ、もう、超楽しかった(ノД`)シクシク


北村英治さんが超素晴らしいのは当たり前として、高浜和英さんという方が
ピアノ演奏しながら歌うんだけれども、この方の歌声がまた、良いんだなぁ(´▽`)はぁぁ・・♪

誰だろう、声質で言うと・・・Chet Bakerさんのような、春に草原を通り抜ける風のような
爽やかな歌声が、北村英治さんの優しく暖かいクラリネットの音色と実にピッタリハマるんです。

この明るくほのぼのした二人にベースとドラムの二人が低音をバシッと引き締め
それぞれの楽器の音の球がすごくバランス良く立って綺麗に届いてくる、
いやぁ~心地よい、あ~もう最高、最高!!


ぬぉ~、楽器こそ違えど、俺が目指す音の最終目標地点はまさしくあそこだよなぁ。うん。
あんなノリノリで気持ち良くスウィングできたら、絶対楽しいだろうなぁ。


・・・・・・まずは楽譜通り、とちらず吹けるように頑張るぞい・・・・・・(´-ω-`)



さて、北村さんは今、村井祐児さんと仰るクラリネット奏者の方にクラシックを教わっているそうで
11/2、この先生と共演でクラリネットのコンサートをされるそうです。

いくら同じクラリネットとは言え、クラシックとジャズってあまりに畑違い過ぎて
一体何をやってどうなるんだか全っ然想像つかず、例えば北村さんがスウィングすると
「え~い音が揺れておる!!ていっ!!ピシッ!!」って
細い木の枝で北村さんが手の甲をシバかれたりするんじゃないの、どうなの、大丈夫なの、と
もう、俺、ものすご~く気になって気になって仕方ない上に、その話を聞きつけて

「え~なにそれ面白そう、あたしにも歌わせて~♪(´∇`*)ノ」

と、広告等の印刷には間に合わなかったんだけど、飛び入りのスペシャルゲストで
なんと八代亜紀さんが何故かジャズを歌いに来られるそうで、
さすがにこんなの我慢できるわけがなく、チケット取りました。

モロに平日だけど夜7時開演だから、よほど運良く早く帰宅できればダッシュで風呂に入って
ギリギリ間に合うと思うんだけど・・・行けるといいなぁ。







そして関内ホールからみなとみらいホールへ移動、19時から始まったのは
ピアノ&指揮の前田憲男さん、ボーカルの水谷八重子さんと桃井まりさん、
アルトサックスの佐藤洋祐さんとT.N.Swing Big Bandによる、キラキラのジャズワールド。


北村英治さん達の演奏を、うららかな春の日に吹き抜ける心地良く柔らかな暖かい風とするならば
こちらは夏真っ盛りの炎天下、遠くにもくもくと大きな入道雲が立ち上る真っ青な空の下
イヤッホホ~イと大はしゃぎで海に飛び込みバシャバシャと水浴びをしているような、
エネルギー大爆発の熱い熱い音シャワーでした。


そもそも「T.N.Swing Big Band」というビッグバンドがむっちゃくちゃレベル高かったんだけど、
なんなんだろう、あの人達は(゚Д゚;)

シャープス&フラッツとか東京ユニオンとかニューハードとか、すごいのあるじゃんか、
ああいうクラスに匹敵するレベルだと思います、マジで。

あの人達、一人一人がソロでやっても充分ものすごい人達なんじゃないの?

最近ああいうビッグバンドをあんまりテレビで見かけないなぁ、と思ってたけど
(テレビあんまり見なくなったから知らないだけかも)、
未だにあんなクオリティのバンドがバリバリやってて、しかも生音聴けてほんと良かったす(´;ω;`)


これは東京の話で他地域の方には申し訳ないんだけど、
岩本町に「TNスウィングジャズ」って言ったかな、そういうお店があって
なんと日曜・祝日だけが定休日、それ以外の日は毎日毎日、
このT.N.Swing Big Bandが生演奏しているそうですよ!!

うおお~い、オーナーさん、無茶しやがって( ;´Д`)


そんなビッグバンドのドッカンパワーに全く負けず、ソロで歌ったり演奏したりするんだから
前田憲男さん、水谷八重子さん、桃井まりさん、佐藤洋祐さんの四人もまた、すげぇよなぁ。

前田憲男さんのピアノは聴く前、バンドの音の波濤に呑まれるんじゃないのと思ってたけど
やっぱすげえんだわ、バンドの音の太い流れの上にきちんとピアノの音の球が綺麗に乗っかって
一音一音が出るたび、夜空の星が一つ一つ煌めくような、メロディーの旋律が流れて行くほど
夜空に天の川がザーッと描かれていくような、キラキラ輝く音でした。


逆に、そのパワフルなバンドを呑んでしまうかのような
猛烈な熱量を噴き上げていたのが水谷八重子さん。

俺はホール席の前から三分の一ぐらいの所で鑑賞させてもらっていたんだけど
距離を全く感じさせず、俺の目の前に立って演じているようなエネルギーを全身から発して
歌詞に生命が吹き込まれていき、フルカラーの映像に周囲を囲まれて、
その世界の中に立っているかのようでした。ラストのキャバレーまで圧倒的な表現力。
ずっと女優さん続けている人って、やっぱすげえのな。


大御所が引っ込んで段どりしている間に桃井まりさん、佐藤洋祐さんが
チュニジアの夜やってたんだけど、これがまた熱い熱いプレイでさ、
いやぁ~、良かったねぇ~、ありゃぁ、シビれるねぇ~、たまんないねぇ~(´▽`)はぁぁ・・♪

この桃井まりさん、ヴォーカルだけじゃなく、なんと司会進行も兼任してて
ドカーンと全開で歌い切った直後、そのまま当たり前のような顔して司会のトークを続けてて、
どんだけ体力あるんだろ(;´∀`)


ああ、そうそう、「Take Five」っていう5/4拍子の、リズムとりにくい、にくたらしい曲があるんだけど
桃井さんはこの曲を「イッチニッサン、イッチニッ、イッチニッサン、イッチニッ」ってカウントしてて
これ、サックスの練習時、試しに頭の中でやってみたら、えらいリズムに乗りやすくなりました。


・・・・・・ええ、もちろん、やっぱり吹けませんけどねッ!!(ドンッ!!)


それからこのステージが始まる前、クイーンズスクエアだっけ、デパートみたいな所へ
夕ご飯食べに行ったら、なんだろう、大学生か、市民バンドかな、
途中から聴いたので正体不明だけど、なんとかクラブって黒いシャツの人達も良かったな!!

演奏もリズム感も良いし、みんな音楽やるのが好きで
自分の音も周りの音も楽しんでプレイしてるのがとてもよく伝わってきて、俺も楽しかった、うん。

お客さんは静かに聞く人ばっかりで、俺が騒ぐとみんなビクッとして時が止まるに決まってるから
おとなしくしてたけどさ、良いソロ等、合間合間で思わず「ヤーーー!!!」言いたくなるぐらい
ノレる良プレイでしたぞ!!







「BLUE GIANT」という、ジャズトリオを組んだ十代の三人が
日々奮闘、成長していく様を描いた、とても熱い良作青春ジャズ漫画(?)があるんだけど、
非常に惜しい事に、この作品、主人公達が憧れたり目標にしたりするジャズプレイヤーが
実在・架空含め、みんな海外のプレイヤーばっかりなんだよね(´・ω・`)


作中に登場する日本人の大人のプレイヤーは、例えばジャズギターの第一人者なのに
主人公達にジャズバトル挑んで微妙に負けてコンチクショー、みたいな描写されたり
あるいは調子ぶっこいてた人気バンドのプレイヤーが主人公達の熱気に心打たれて改心したり、
「年をとって型にはまって、想定内の演奏しかしなくなった」ような人だらけで、ちょっと寂しい。


音楽でも絵でも写真でもなんでも、芸術の分野てのは他人の作品に触れて心揺さぶられ
その分野に足突っ込んでるみんながお互いミックスアップしながら成長・進化していくものだと思うので
自己の内面の発露に傾倒するだけじゃなく、例えば音に魅了される老師のような存在だとか、
あるいはまだ越えられない壁の向こうで圧倒的な表現をする中ボスのような存在だとか、
主人公達が逆に心揺さぶられて影響を受ける熟練の日本人ジャズプレイヤーが
作中に一人や二人登場したってバチは当たらんのでないの、なんて思うんだけど。


いやぁ、現実の日本のジャズ界は、普段は一見静穏に見えるけれど
表層の薄皮を一枚剥いで中を覗いてみれば、激しく熱いマグマがグラグラ煮えたぎっているし
この鉄火場のような安定性の欠片もない世界で何十年と食ってこられたトップの人達の演奏は
やっぱ本当すげえよ、型にはまるどころか、きちんと熟成されて飲み頃になった
ポテンシャルの高いワインを飲み比べしているような、贅沢極まりない一時でした。


BLUE GIANTの主人公の一人、テナーサックスを吹く宮本大君は、時々
「オレは世界一のジャズプレイヤーになる・・・オレは世界一のジャズプレイヤーになる・・・」って
ブツブツ言うんだけど、もしジャズ界にそういうヒエラルキーがあるとするならば
少なくとも日本のそれはピラミッド型じゃなく、横に広~い台形をしていて
大きなステージで大勢の観客を集める大御所のトッププレイヤー達から
演奏中ノリにノって、ここだぁ!!という瞬間にボピッ!と音が裏返る
俺みたいな単なる趣味でやってるドベのボトムプレイヤーまで、
台形のてっぺんから底辺までそれぞれのプレイヤーがずら~っと並んで
みんなでにぎやかにワイワイ楽しんでるんじゃないかな、うん。

日本のジャズ界は元気だし、層も厚いし、やっぱすげえクオリティ高いのを改めて実感しました、うん。

んで、フルーティーでフレッシュな開けたての若いワインみたいな人達から
きちんと熟成されたパワフルな高品質ワインのような人達まで、あと5年、10年と経る毎に
更に熟成が進んで、きっと更に心揺さぶるプレイを聴かせてくれるでしょ、たまんねぇなぁ( ´ ii ` )



・・・・・・。



・・・・・・誰がドベのボトムプレイヤーだこんちくしょ~い!!おりゃ~っ!!ベチーン!!
(↑ここまで読んでる暇な人に怒りの逆水平チョップ攻撃 ※よいこはぜったいまねしないでね)



・・・・・・いよっしゃ、ものすんげえ~耳の勉強になった上にモチベーション超高まったぞ、
さてと、俺も負けないように今日もお稽古始めるとすっか(`・ω・´)










2016年8月30日火曜日

大型連休の小さな旅 2016 ~柴又、笑点50周年展、上野動物園~




さて、2016年の大型連休、皆様方はどちらの国にお出かけになられましたでしょうか?


りうさんは、なんと!!!


東京から一歩も出ませんでした!!(ドンッ!!)



いやぁ、写真を撮りに行ってみたい所は地球のあちこちにたくさんあるんですけれども、
とりあえず手始めの東京でさえ、いつまで経っても全然撮りきれない。

地球め、こんな小さい惑星のくせに、歩いてみるとなかなかどうして広い。むむ~ん。


ともかく、今回は五月の連休中にダラダラ撮った写真を、ダラダラ載せてみようと思います。

まずはお気に入りの一枚から。





初代寅さんと二代目寅さん、柴又駅前でのコラボ写真
「あんた、おいらに似てるねぇ~」


これ、いいでしょ、この写真!すごく気に入ってるんです(^^)

柴又へフラッと遊びに行ったら
駅前に二代目寅さん(?)がいてさ、こんな楽しい写真が撮れました。

主題も背景も構図も光もバッチリな上に、これだけにぎやかな観光客さんが大勢いる所で
偶然後ろの人達が全員そっぽ向いてくれてるおかげで主役の二人がぐわっと引き立ってさ、
こんなに全てが整った瞬間を、シャッター速度、絞り、露出等、何もかもずっこけないで
イメージ通りに撮れるなんて、まぁ、俺の腕じゃ数年に一枚、撮れるかどうかって写真です。

プロの写真家さん達はこういう一瞬を絶対逃さず、
確実にイメージ通りにコントロールして撮れるんだろうなぁ。にくたらしい。


また、この二代目寅さんの笑顔がすごくいいよね(´∀`)
見てるだけでほんと明るい気持ちになります。

こちらの観光客の皆様に大人気な二代目寅さん、
いつもいらっしゃるんだかどうだか知りませんが、
声をかけると最高の笑顔で記念撮影にバンバン応じてもらえますよ。



さて、ニッコニコの朗らか二代目寅さんと違い、
ちょっとニヒルで、なにか物思いにふけっているような表情の初代寅さん。

一体どんな事を思っているんでしょうか。


ちなみに上野のお山にいる西郷さんとツンちゃんは・・・・・・





ヨドバシカメラが気になってしょうがない西郷さんとツンちゃんの写真
「西郷どんとツンちゃんは、ヨドバシカメラが気になって仕方がない」


「たまにはヨドバシでのんびり買い物したいもんでごわすなぁ」
「ワン!!」


と、ヨドバシカメラのマルチメディア館が気になってしょうがないご様子でしたが、
柴又駅前で過ごす寅さんは・・・・・・





お昼ご飯に何を食べるか悩み中の寅さんの写真
「・・・・・・ライスカレーもいいが・・・・・・ラーメンも捨てがたいねぇ・・・・・・」



お昼ご飯に何を食べるか、真剣に悩んでおられました。


わかる!!超わかるわぁ!!


たまに「お昼に迷って食べなかったメニューは、晩御飯で食べればいいじゃない」などと
浅薄な事を軽々とのたまう方がいらっしゃるが、ああ、もう、全然わかってない!!
そうじゃない!!そういう事じゃないんだ!!!!!


食事と言えば、柴又駅から帝釈天に至る参道は、距離はたいした事ないけど
お食事処がたくさんあるので、ダラダラ食べ歩きするのに超楽しいと思います。

寅さんファンだったら、やっぱり高木屋さんととらやさんの草団子食べ比べかな?
それぞれお店オリジナルの作り方らしくって、味や食感が違ってるんだよね、
ありゃあ、どっちも美味かったなぁ。

皆さんも是非、食べ比べしてみて下さいね(´∀`)



さてと、あとは・・・・・・帝釈天にて、あまり他の人が載せなさそうな写真を一枚。





帝釈天の白ヘビさん達の写真
「お水ちょうだい」


これは、なんだろうね、説明文の看板等がなかったのでなんだかわからないけれども、
青々とした綺麗な苔の上に白ヘビさんが大勢いらっしゃる所があって、
大勢の人が行列して、白ヘビさん達に次々とお水をかけてあげていました。

この日は結構暑かったんだけど、みんなが水をパシャパシャあげている所を
ぼんやり眺めていると、なかなか涼しげな気分になれて良かったです。


やぁ、柴又いいよ、柴又。良い。


東京で、判で押したようにどれもこれもねずみ色のパネル貼った創造性のかけらもないビルと
真っ黒いアスファルトの道、ザラザラの空気に日々囲まれて過ごしていると
感情の無いロボになったような心持ちになってきてしまうんだけれどもさ、
こういう、なんての、カラッと明るい、人の気持ちが行き来する、元気で懐かしい所で
団子やらアイスやら食べて意味なくブラブラしていると、
なんかこう、感情のエネルギーがチャージされてきて、人間に戻ってきたような気がするよね。


なんだか疲れて遠くの温泉へ行く気力もないや、なんて方は
この辺りでちょこっとブラブラお散歩に食べ歩き、いかがですか。






お次は、もうとっくに終わってしまったんだけれども、
日本橋高島屋でやってた笑点50周年記念展に行ってみたら
意外と写真撮影OKの場所が結構多くて、面白いのが何枚か撮れたので載せようと思います。


まずはこちら。





笑点50周年展にて、歌丸師匠の巨大人形の写真
「祝・歌丸師匠 笑点終身名誉司会就任決定!」



会場に入るなり、これです↑


「ちゃっちゃか すちゃらか ぷぉっぷぉっ」と例のメインテーマ曲が永遠にリピートされ
頭の中をグルグルと駆け巡る中、この巨大な歌丸師匠像が初っ端から出迎えてくれます。


なんというか、俺の人生において、日本橋高島屋に行って
こらえきれないほど腹かかえて爆笑するような事態があろうとは思いもしませんでした。





笑点50周年展での歌丸師匠人形のアップ写真
「元気爆発!!歌丸師匠」



なんなのこの造形のクオリティの高さ。


なにもここまでしなくてもいいのに、というような、こういったポイントの物作りでも
やたら追い込みまくった超ハイクオリティな歌丸師匠像をどうしても作らずにはいられない、
日本人の技術力と熱意はやっぱりすごいなぁ、とおもいます(?)





「笑点50周年展 大喜利のセットの再現」



大喜利のセットの再現や、笑点の座布団に座って記念撮影できるコーナーなんかもあって、
あと、個人的には、笑点のオープニングで見られる漫画みたいな絵があるでしょ、
あれの原画が何枚も見られて良かったです。

原画は、全てのシーンが一枚の絵にぎっしりと、丁寧に丁寧に、
筆先に情熱を込めて描かれているのがよくわかる、楽しくてエネルギッシュな、良い絵でした。

どんなにデジタル技術が進歩しても、やっぱり音楽と絵画は実物の生が圧倒的に魂を揺さぶられる。
なんでなんだろう。





笑点のかぶりものが勢揃いした写真
「笑点50周年展 かぶりもの勢揃い」



↑これも自分の中でめちゃくちゃ盛り上がりました(笑)

笑点のかぶりものがズラリと勢揃いです!!

それぞれのかぶりものにコメントがついてて、例えば鵜のかぶりものは

「頑張って口が開閉するように作ったんだけど、横を向くとくちばしが隣のひとを叩いちゃうし
前を向くとくちばしの影で顔が映らないし、鮎の人形も作ったけど全然意味が無かったし・・・」

など、あの笑点独特な時間の流れ方そのままの、のんきでまったりユル~い裏話が
実に面白かったです(´∀`)

裏話は会場のあちこちにもポツポツと貼ってあって、例えば大きな楽屋で
出演者のみなさんは、それぞれお気に入りの場所が決まっているとか、
五代目圓楽師匠が実はこんな性格だった、とか、
出演者のなかで一番頭が大きいのは、あの人ではなく、なんと、あの人だった!!とか
これまた非常に、非常に、面白かったです。



しかし、50年間も延々と同じ番組やってて、いつまでたっても面白いってすごいよね。
俺は三波伸介さんが司会、松崎真さんが座布団運びをやってた頃から覚えてるなぁ。


三波伸介さんと言えば、俺が小さい頃に、三波伸介さんが街頭で
赤い羽根募金の呼びかけをやってて、俺がちょこっと寄付したら
TVと同じ、あの弾ける笑顔と、TVよりも更に芯の太い、ドーンとどこまでも通る大きな声で

「おお~、お兄ちゃん、どうもありがとう!!やや、君は、実にりりしい、良い顔をしてるねぇ!!
ありがとうありがとう(´∀`)」

ってほめてもらって、頭をなでてもらってさ、ありゃあ、嬉しかったなぁ。

また、当時の俺は、結構な高確率で女の子と間違えられる事が多くて
初見の大人の人には大体「まあ可愛らしい御嬢さん」なんて言われてばかりで
もう外を出歩くのがいやんなっちゃうぐらいだったんだけど、三波伸介さんには
ごく普通に年齢相応の男子として相手してもらえたのも、すごく嬉しかったよなぁ。


今は昇太さんが六代目の司会になり、三平さんが新メンバーに加わって
とても若々しく元気な雰囲気になったので、ここらでもう一丁、こん平さんも
さっさと元気になって戻って来てくれると一段とにぎやかになって良いよね。







あとはまぁ、別に何の変哲もありゃしないんですけど
上野動物園で撮ったごく普通の動物写真を何枚か、オマケで載せます。





笑っているシロフクロウの写真
「ニコニコシロフクロウ」






ウィンクしつつこちらをチラ見するシロフクロウ
「チラリ」


シロフクロウさん。どんなタイミングでどう撮っても可愛いよね。


あんまり可愛いから、以前、フクロウを飼ってみようかと思ったんだけど
調べてみたら、ご飯が冷凍のネズミやウズラ、コオロギだとかなんとかで
一瞬でギョエ~ゾワワ~となって、速攻であきらめました。





オオワシの写真
「オオワシ」





オジロワシの写真
オジロワシ」






モモイロペリカンの写真
「モモイロペリカン」



いや、実にどうって事のないモモイロペリカンの写真なんですけど。

このペリカン、何故か不忍池で普通に暮らしてて、いつもは結構遠くにいる事が多いんですけど
この時はやたら間近に寄ってきてくれて、かなり近くで撮影&観察できました。


・・・・・・なんというか、近くで見ると、なお一層、独特な鳥だよなぁ・・・・・・




暑くて日陰でぐったりのホッキョクグマの写真
「・・・・・・あついクマ~・・・・・・」



この日は暑かったので、ごくわずかな面積の日陰でぐったり休むホッキョクグマさん。
これだけしっかりした毛皮を着込んでるんだもんなぁ、大変だよなぁ・・・・・・。





スマトラトラの写真
「スマトラトラ」


上の写真は・・・・・・スマトラトラさんか。他のトラに比べて小さいらしいですけれども
森の中で出会ったら、他種との見分けはできないだろうなぁ。

でもアムールトラなんかは威厳があるけど、スマトラトラは可愛いよね。





可愛いポーズを決めるパンダの写真
「おすましパンダ」


雑多な写真の最後は、ひたすら可愛いこの子の写真で締めくくります。

どこからどう撮っても可愛い動物の代表格、パンダさん。
こんなにだらしなく食べた笹をボロボロ食い散らかしても、やっぱり可愛い。







まぁそんな感じの、だらしない、呑気でまろやかな大型連休でございました。


終わり。














2016年8月15日月曜日

テナーサックスひとり発表会兼おみそ追悼コンサート  ~STARDUST~




えいっ!!!グサッ!!!
(↑ここを見てる人に不意打ちの地獄突き攻撃 ※よいこは ぜったいに まね しないでね!)



さあ、というわけで、いつも明るくすこやかなりうさんのブログですけれども。



今日は、普通のおっさんが2014年末に自分用クリスマスプレゼントとして
唐突に全く未経験のラッパを購入し、独学で休日などにブカブカ吹いていたら、
まあ約一年半ぐらいで大体これぐらい吹けるようになりましたよ、という
実験の実証記録データとして、録画した動画を載せておきます。


2016年の七夕の日に、あの世へ行ってしまったけれど
俺の足元にくるんと丸まってサックスの曲を聞きながら眠るのが好きで
我が心の拠り所だった猫のおみそへの追悼コンサートとしての意味もあります。

本当は、もう少しまともな「演奏」ができるようになってから、
おみそと一緒に登場したかったんだけれども。


それから、友達の結婚式なんかに呼ばれて「スピーチだめなら、なんか芸やってよぅ」とか
無茶苦茶言われても、これだったらまぁ大丈夫かなぁ、と思ったんだけど
よく考えてみたら友達が誰もいないので、いくら練習しても
発表する場がここしかない、という理由もございます。死にたい。


ともかく今の俺にはこれが精一杯、もう本当に、実に酷いけれども、でも一生懸命演奏しました。


曲名は「STARDUST」、作曲者はHoagy Carmichaelさんです。









まぁでも、結婚式や宴会なんかで一発芸程度に披露するぐらいだったら、
最低限、「うるせっつってんだお!!」なんて怒られる事はないかなぁ、と思います。

一年半前、「やっべ~これ本当に音出るのかよ~組み立て方間違えたかな~」なんてビビってたり
「おのれ小木、サックスでドレミが吹けるとは、こしゃくな奴!!」なんて思ってた頃よりは
多少の進歩はしたと思います(笑)


(参考:このサックスを買ってすぐの時の日記)


なにしろ、俺がこれぐらい吹けるようになった、という事は、
世界中の誰もが練習すれば絶対演奏できるようになる楽器だという事です。


サックス教室に通われるなら、俺なんかよりもっと早く、もっとぐんぐん上手になるだろうし、
ヤングの皆様方も、若いうちにお金を貯めるのは本当に大変だろうと思うけども、
どんどん吸収してどんどん成長する伸び代無限大の若い時から吹けるならば
ものすごい勢いで上手になっていくだろうと思います。


とにかく、もし「サックスやってみたいなぁ、難しいかなぁ」とムズムズしてる方がいらっしゃったら、
大きな音を出せる練習場所さえ確保できるならば、今すぐ楽器店に走って行って
(もし楽器屋さんが閉まっていたなら、シャッターをベチンベチンベチンベチン叩いて強引に開店させて)

「女将を呼べ~い!!この店で一番のサックスをもらおうか~!!女将女将~!!」

と大騒ぎして、おすすめのサックスを出してもらって速攻で買っちゃって、
その悩んでる時間を一秒でも長く、ロングトーン等の練習にあてた方が良いです。

これもまた、楽しみの対価として人生の残り時間を捧げるにふさわしい、
素晴らしい趣味だと思います。

少なくとも俺は買って本当に良かった。明らかに、出した金額以上に楽しませてもらっています。

カラオケと同じで、聞いてる方は「ひでえなぁ・・・(´-ω-`)」と思うんだろうけど、知ったこっちゃねー。

吹いてる俺は、最高にゴキゲンなんですヨ。







さて、今回関わった楽器や機材等についても、思いつく限りの感想文を書いておこうと思います。


まずはラッパ。

この縦長のラッパは「サックス」という種類の楽器で、口元の首部分がグニャッと曲がって
全体が少し大きめなのは、やや低音を出すのが得意な「テナーサックス」と言います。

(口元の首部分がまっすぐで、これよりもう一回り小さめなのは
もう少し高音を出すのが得意な「アルトサックス」と言います。)


【テナーサックスについて】


Tenor Saxophone:C.G.CONN 30M Conqueror


このテナーサックスは’50年代あたりまで米国のジャズシーンを支えた
「C.G.CONN」というメーカーの「10M」をさらにカスタマイズ仕様にした
「30M Conqueror」というタイプのもので、1938年(昭和13年)に作られた逸品です。

一台一台、丁寧に手彫りで女性の絵が描かれているので
「Naked Lady」という愛称でも呼ばれています。



C.G.Conn 30M Conqueror Naked Ladyの写真
「C.G.Conn 30M Conqueror Naked Lady」


未経験者は未経験者なりに、普通の入門用サックス的なものを買えばよかろうと思ったんだけど、
俺が聞いて好きな音色の人達はみんなC.G.CONNを使っているし、
この個体を見た時に「あ、こいつだ・・・」って、なんかビビビ・・・ときてしまったのでしょうがない。



【マウスピースについて】


Mouthpiece:Ted Klum Focustone Silver 7


マウスピースはテッドクラムさんのフォーカストーンというものの7番、
スターリングシルバーの銀無垢で作られています。

最初は「えっ、中が詰まってるんじゃないの」と思うぐらい入れた息が重くて、
なにか、吹いた息が壁に押し戻されるような感じがしたんだけども、
これに慣れてくると、大きい音を出す時だけグッと息を前に押し出し、
小さい音を出す時は抵抗に逆らわず吹き込んでやる事で、
上から下までやたら息を吹きこみやす過ぎるマウスピースよりも
かえって音の大小、強弱をコントロールしやすいように感じます。

また、一番気に入っているのが高音の艶やかさ。

中音域が鳴らしやすい、良い音色のマウスピースは他にいくらでもあるんだけど、
どれもこれも高音域になると急に瀕死の蚊の羽音の如くか細くなってしまうか、
あるいは昔のパソコンのBEEP音のようにベタッと潰れた野蛮な音になってしまうものが
多いような気がするんだけども、
(初心者のくせに偉そうに、もっと練習しろ、って?ひぃ、す、すいません( ;´Д`))
これは高音域、高いC~F#辺りまでも、とても楽に気持ち良く出せるだけでなく、
フルートかなにか、高音が得意な楽器に持ち替えたかのように
真っ直ぐ芯の通った音がよく伸びて、澄んだ音色がとても美しいと思います。


このマウスピース使って、高音域で「亡き王女のためのパヴァーヌ」吹いたりすると
とてもテナーサックス使ってるとは思えないような、夢のように澄んだ
綺麗なメロディーが聞けるんすよ(´▽`)はぁぁ・・♪


マウスピースはこれともう一つ、ゴッツという所のセピアトーンのジャズメタルっていうのかな、
これも俺好みの音な上に、高音から低音まで正しい音を楽に真っ直ぐに出しやすく
余計なストレス無しですげえ楽しく演奏できるのがあって、
この二つがすごく気に入ってて、今の所、これ以外のマウスピースはいらないです。



【リガチャーについて】


Ligature:SILVERSTEIN CRYO4 Gold


マウスピースとリードをくっつける、バンドのような部品を「リガチャー」と呼ぶそうで、
今回、リガチャーはシルバーステインというブランドの「CRYO4 Gold」を使いました。

今まで布のバンドのようなリガチャーを使ってて、音の頭が抑えられているような感じだったのが
これにしたら、音の頭を抑えつけているものがなくなって、一音一音の球が大きく伸び伸びと、
ピョンピョンと飛び跳ねるようにサックスからはじけ出てくるような感じ?です。



【リードについて】


Reed:Legere Signature 2 1/4


リードはレジェールのシグネチャー、2 1/4。
2 1/2は固すぎ、2は柔らか過ぎ。もうオレ、これでいいわ。これ以外は使わん。


最初の頃、普通の木のリードにあれこれ何千円も出した挙句、
一箱の中に当たり外れが結構あって、ダメなリードはどこをどうやっても音を出しにくく、
あーもっともっと練習しなきゃだめだなー、と思ってた時にこれを試したら
いともあっさり簡単にベーボーベーボー、と、なんの苦労も無く
軽々と音が出せた時の「え~なんだよもぅ~」な、あの拍子抜け感は未だに忘れない。

この後も一応ちまちまと色々なリードを試して、確かにこれと同じぐらい鳴らしやすくて
良い音が出るリードもあるんだけど、好んでそればっかり使ってるとボゴボゴになっちゃって
わりとすぐダメになっちゃうし、で、結局毎度毎度、やっぱオレこれでいいわ、って結論に戻ります。



【楽譜について】


楽譜は全音楽譜出版社の「テナーサックス・レパートリー Vol.1」より。

クラシックのメドレーからガーシュイン、日本の歌謡曲、海外のヒット曲まで
どこかで耳にした事があるであろう、幅広いジャンルの名曲があれこれ入ってます。
ボンジョヴィのLivin'on a Prayerなんか、吹いててめちゃめちゃ血がたぎって
超全力で吹きまくって、吹き終わった後は酸欠で頭クラクラ、足ヨレヨレです(笑)

ジャズの楽譜は、書きリブっての?アドリブ部分まで楽譜に書かれてあるので
そのまま楽譜通りにすっとぼけて演奏するだけで、聞いている人達に
まるでアドリブを吹いているかのように思わせる事ができます('▽'*)ニパッ♪

書きリブ部分はどの曲もとても甘美で上品なメロディーで、
ちゃんとした礼服を着るようなフォーマルな場で披露するにもふさわしい優美さだと思います。

問題は添付のおまけCDがカラオケだけで、模範演奏が入ってないので
楽譜があんまり読めない人だと、アドリブ部分がどんなメロディーなのか
わかりにくくて、演奏しづらいと思います。


ちなみに俺は、ずっと楽譜があんまり読めなかったんだけど、
サックスをやり始めてから、いくら単音とは言え、楽譜がもうちょっとちゃんと読めない事には
やっぱどうにもならねぇなぁ、と思って、結局電子ピアノを買い、夜ヘッドホン装備でカタカタと
「大人のためのピアノレッスン」という本を上下巻クリアできるぐらい練習したら、
まぁなんとかかんとか、以前より楽譜が読めるようにはなりました。

(音符が小節をまたいだり、細かい音符がデデッデ~と変なリズムで登場すると、
やっぱり一発では読み取れないんだけれども)

今、ピアノはバイエルってやつが83番まで、超ギリギリ、どうにかこうにか弾けるようになりました。

70番超えた辺りから突然難しくなって、80番あたりでついに両手クロスする技まで登場しやがって
小さなお子様の練習用だって聞いてたのに、
超難しいじゃないかコノヤロー。ダンカンコノヤロー。(肩クイックイッ)

あとはオスカーピーターソンさんのジャズハノンってやつを、執拗に練習してます。
YOUTUBEで模範演奏をよく聞かないと、楽譜をただそのまま弾いたら、絶対JAZZにならないのな。

サックスの方でも「イージージャズコンセプション」という、JAZZのノリを学ぶ教本を
しつこくしつこく練習してるんだけど、どっちも楽譜と実際に聞くメロディーが全然違ってて(?)、
模範演奏を聞くと「おぉ~、JAZZではこの小節をこう鳴らすのかぁ、うお~ジャズっとる!」って
結構ビックリします。



【スピーカーについて】


Speaker:Marshall Kilburn


チラッと映ってますけど、スピーカーはマーシャルのKilburnというものです。

さすがに音質も良いし、このサイズにしては充分な音量も出るし、
電源はコンセント以外にも充電池が内臓されているし、Bluetooth機能も搭載されているので、
このままどこへ持って行こうが、Bluetooth機能のある携帯型音楽プレーヤーから
そのままコードレスで電波飛ばして、バッテリー駆動で何時間か音楽を鳴らせます。

ウォークマンもスピーカーも、部屋のどこでも好きな所に置けてコード無し、
すげえ便利で、すげえ良いです。

これは屋外で路上ライブ、ゲリラライブ、パフォーマンスされる方なんかに最適だろうね。
酔っ払いやお巡りさんに絡まれても、これならサッと持ってバーッと逃げられるもんね。



【ビデオカメラについて】


Video Recorder:SONY HDR-MV1


最後に撮影したビデオカメラ、これはソニーのHDR-MV1です。

「ミュージックビデオレコーダー」という肩書きで売ってて、
自分の演奏を撮るのにまさにピッタリのものでした。

いくらだったっけ・・・2万円台だったかな、あんまり安いし小さいので
携帯電話よりはマシ、というぐらいのおもちゃに毛の生えた程度の代物かと思ってたら
音も映像もご覧のとおり、すごくちゃんとしたビデオカメラでした。
(↑おっちゃんはソニーのビデオカメラというと、どうしてもベータ時代の
ア~ラドッコイショと肩にかついで撮る巨大なアレを思い出してしまうのです)

なんでこんなに安いのか知らんけども、
さすがソニー、看板に泥塗るような雑なものは絶対出さないねえ。


これ、サックスやってる人は、自分の音の確認用に良いと思います。


録音した音を聞いてみると、サックス吹いてる時、自分に聞こえてる音と全然違うんだよね。

ほら、自分の声を録音してみると、なんかすごい変な声に聞こえて悶絶するでしょ、あんな感じ。


サックス吹いてる時はさ、

「いやぁ~俺、上手くなってきたよなぁ~ これ、あと40~50年も練習したら、
ブルーノート東京でおひとり様8500円取れちゃうぐらい、すごい上手になっちゃうんじゃないの?
原信夫とシャープスアンドフラッツからスカウトされたらどうするどうする(´ω`*)
とりあえず白いタキシード着ても透けない地味なパンツ買っておかなくちゃ(人´∀`).☆.。.:*・゚」


みたいな事を思うんだけどさ、録画した映像の音を聴くと

「あー 俺の音って、他の人が聞くと、こんなにポワポワしたショボい音なのかー(´・ω・`)」

ってテンションダダ下がりで滅茶苦茶がっかりして、もっと練習頑張ろう、という気になります。






これでほぼ全ての物に一言感想書いたかな。

なにしろ、音楽は良いよ。良い。楽しい。
みんなもなんか楽器やるべし。









おみそへ

※最初から最後まで私的な暗い話です。








2016年の七夕の日に、ずっと心の拠り所だった猫のおみそがあの世へ行ってしまい、
もう本当にどうしていいかわからないので、とりあえず、おみそが好きだったラッパを吹いた。








ついでに、2014年末に自分用クリスマスプレゼントとして突然テナーサックスを買ってから
約一年半、独学で休日なんかにブカブカ吹いていたら大体これぐらい吹けるようになった、という
実験の実証記録データも兼ねて動画を録画して乗せておくけれども、
食欲も湧かず、頭も回らず、体も心も最悪の不調な中、
聞くだに、ほんとうに酷い、「演奏」とまでいかないレベルの下手糞さだけれども
でもこれが今の俺にできる限り精一杯なのでしょうがない、ただおみそに届け、届け、と、
それだけの為に吹いた。





おみそは、ロングトーンやスケール、コードの上げ下げを練習している時は
すっげぇニガ~い顔をして速攻でどっかへ逃げちゃうくせに
この曲に限らず、いや、JAZZでもクラシックでもJPOPでもムード歌謡でも演歌でも、
とにかく「曲」を吹き始めると、いつの間にか俺の足元でくるんと丸まって
聞き耳たてながら眠っていて、


「おみそはこんな近くにいて、うるさくないんだろうか・・・・・・
あるいは猫と人間では可聴領域や音圧の感じ方に差があるんだろうか」


などと演奏中にモソモソボンヤリ余計な考え事をしていると、いつの間にか
楽譜の中に細かい音符の羅列が迫ってきて指が回りきらずアババババ・・・→やり直し、
そして何時間か吹いて唇ブルブル息ゲヘ~ゲヘ~させて床に座り込むと
すかさずおみそがヒザにドスドスと乗ってきて


「なでなさい さあ なでなさい」


というのが、いつもの風景だった。





俺は、良い事も悪い事も、一度覚えてしまった事をなかなか忘れる事ができない陰湿な性分で、
時々、なにかのはずみに、幼稚園に入る前から今に至るまでのとても嫌な出来事や
普通なら「くっだらねぇ」とあっさり忘れてしまうんであろうほんのささいなミスや悪い出来事なども
たった今、そこにいて、それが目の前で起きているかのように生々しく
怒涛のフラッシュバックを起こすことがあって、そうなっちゃうとどうしても
それに意識を全部持って行かれて、機能停止してしまう事があるんだけれども、
そんな「うあうあの石化状態」の時、座っている俺のヒザの上におみそがドスドスと乗ってきて


「なでなさい さあ なでなさい」


と、あの巨大な顔を俺の鼻にグイグイくっつけ、若干寄り目になりながら
悪夢の過去の世界に無理やり割り込んで来て、何事も起きていない、
おみそのいる平穏な現在の現実世界へと、意識を強引に引きずり戻してもらった事がよくあった。





なにしろ俺は、ぐるぐると螺旋を描くほどに捻じ曲がり過ぎた性格なので
今まで一度も死んだことのない坊さん達があの世やら魂やら輪廻やらについて語るのを聞くと、
今まで一度もフランスに行ったことのないおっさんが


「いやぁ~ パリはいいよぉ~ パリは」


などと飲み屋で熱を持って語っているかのような
いかがわしさを感じずにはいられないんだけれども、

最近、部屋の照明がブツン、ブツン、と消えて一瞬真っ暗になったり、窓がバタタタッと叩かれたり、
沖縄で撮った猫の写真を入れてあるフォトスタンドが突然飛んで床にボゴン、と落ちたり
玄関に置いてあるサンダルの足底部分の凹んだ所に水が満々と満たされていたりして
すっかり身軽になったおみそが、好き勝手にやんちゃしているのかなぁ、
今、「アロマの時間」という、支配階級向けであろう超高級トイレットペーパーを使っているので
トイレットペーパーをしっちゃかめっちゃかに引っ張り出すのだけはやめて欲しいなぁ、
なんて思っていて、


生命体としての活動が終息して、見かけ上、肉体の分子間の結合が解けてしまっても、
もしかして、現在の機器では観測することのできない、心とか、魂とか、そういう
なにか、気持ちが溶けて混じった空の集まり、のようなものがあるのかもしれない、としたら、
それが、空のずっと上か、それとも無精な猫だったので、意外とまた俺の足元で
くるんと丸まって眠っているのかもしれないけど、とにかく、どこかにあるかもしれない
おみその心に、気持ちでも、音でも、なにか、届くといいなぁ、と、思う。


できる事ならば、悪霊でもゾンビでも良いから、とにかく成仏なんぞしないで
傍にいて欲しい。


もし生まれ変わりというものがあるのならば、一秒でも早く生まれ変わって
また俺の元へ大急ぎで戻って来ておくれ。




うれしいおみその写真
「うれしいおみそ」










2016年7月7日木曜日

絶望の轍




新しいアジトを確保し、引っ越した。


引っ越し屋さんは頼まず、この一月、帰宅してからほぼ自分一人で少しずつ荷物を運び
大の苦手な「環境の変化」という状況下で、どうしても避ける事のできない
電気、電話、ガス、水道等の開設に伴う「知らない人と電話越しにアドリブで話す」
「工事の人達と楽しくお話する」、といった最高難易度の強制イベントが次々発生し
著しく精神状態が不安定な折、引っ越し作業が進行するのと歩を合わせるようにして
おみその老化も加速度的に進行してしまい、ほんとうに、もう、なんと言ったらよいか、
深い泥沼の中で重い泥に全身を絡め捕られているような心持ちだ。





宇宙史上最も可愛く最も素晴らしいと言われているおみその写真
「大宇宙の至宝 おみそ Lv.15」










上の写真は5月頃に撮ったものだが、この後、引っ越しを決めた頃に
突然あちこちで猛烈に吐いて、粗相して、ぐるぐるとその場で回り続けて、を
ひたすら繰り返し、病院で治療してもらったのだが、それ以降は急激に老け込み、
血膿でくしゃくしゃになった目をろくに開ける事もなく、ただじっと横になるだけになってしまった。


数週間前までは、おみその傍で横たわり、いつまでもくよくよし続けていると
見るに見かねたおみそのスイッチが入り、目にクワッと光が満ち
立ち上がってグーンと伸びをした後「なんでもないわよ」と、いつもの偉そうな顔で
以前のようにトストスとヒザの上に乗ってきてデレーンと伸び寝をしたのだが、
最近は俺が抱っこしてやらないと、目も全く見えていないようで、全然こっちに来ない。


食欲も一気に落ちてしまったようで、ここの所ちゅーるもカロリーエースも全然食べず
あんなにしなやかでプニプニしていた体は、相も変わらず大きく偉そうな頭に比して
抱っこするとすっかり軽く、細く、固くこわばって
撫でるとゴツゴツと骨が浮き出てしまい、夏なのに、全然暑くない。


おみそがこんな状態で、ただでさえ食欲のあまり湧かない俺もいよいよ食う気が失せて
ここ一月で一気に5kg前後痩せてしまい、未だズルズルと体重の減少が止まらない。


それでも数日前まではヒザに乗せれば時々猫タッチしたり腕にしがみついたり顔を埋めたり
していたのだが、今日に至っては呼吸さえ全然しなくなってしまい、
いつまで経っても、何も、全く反応してくれなくなってしまった。


固く小さくしぼんでしまったゴツゴツの体をヒザにのせて、今はただ撫でる事しか思いつかないが
ここから何か、元の元気で偉そうな状態に治す方法が、何か、ないだろうか。







生体は、成長の過程において細胞分裂と、同時にDNAのコピーを盛んに繰り返し
体をより強く、大きく作り変えて行き、やがて成長が止まった後は、
細胞分裂の速度も次第に落ち始めると同時にDNAのコピー時にもエラーが発生するようになり、
次第に生命活動の終息へと向かう。


すなわち、脳か、細胞分裂時、DNAのコピー時か、どこだか知らないが
体内のどこかに「今まで経過した時間」を蓄積し、認識する
タイマーのようなシステムがあるのではないか。

そのシステムにエラーを起こさせるなり、破壊するなりした後
時計の針を若い状態で止めるなり書き換えるなりしておけば、
あとは必要な分のエネルギーを供給し続けるだけで
永遠に若い状態を保ったままで活発な細胞分裂、成長をし続けられるんじゃないのか。


この分野においては、ファンタジーやSF、本やゲームなど、現実以外の世界では
不老長寿や不死、蘇生の呪文、道具など目覚ましい発展をとげ日々研究の進歩も著しく
あちこちの世界の魔王や悪の組織は不死の軍団を大勢引き連れ、
日夜世界征服の大願成就目指し気炎を上げ、みんな頑張っている。


もし現実世界にアンブレラ社があったら、我が知識をフル活用して調合した特製ガスと薬を用いて
社屋の空調と飲料水を制圧し襲撃、Tウィルスを強奪して速攻でおみそに投与するし
あるいは現実世界にベヘリットが存在するなら、最愛の人など誰もいないので
とりあえず現実世界の人間を躊躇なく、片っ端から何万人でも何億人でも
妖魔へ生贄に捧げておみその若さと健康を取り戻すのだけれど、
他にも羽生蛇村の赤い水だとか、かぐや姫の不老不死の薬だとか、
とにかく思いつくのは全て現実以外の世界の話ばかり、
逆に肝心の現実世界の連中はどいつもこいつもアンデッドの研究にちっとも手を付けない
ポンコツのダメ人間ばかりで、今の所、現実世界でどうしたらよいのか、何も思いつかない。


とりあえずわからない事があったら神保町か、
あすこで何か、賢者の石の製造法に関するような本だとか
不死のヒントに繋がりそうな本を探してみようか、
あすこに行けばどんな本でもある、なんでもわかる。どうにかなるかもしれない。


あー どうしたらいいだろう。なにか手がないだろうか。
とりあえず次善策として、おみそのクローンを産み出す時用に抜け毛を採取して保管しておくが
なにか元に戻す手段が何かないか、何か、元に戻す手段が、なにか、ないだろうか。


あああー どうしよう。 どうしよう。 なんとか、どうにかならないだろうか。なにか手がないか。
灯台下暗しで、意外と、何か、うっかりして気付いていない手段が、なにか、あるんじゃないか。


あああー あー ああー 












2016年4月19日火曜日

日記。




 熊本の執拗な連続地震があまりに酷すぎる。


東日本大震災の時、俺は震度5だかであんなに怖い思いをして、もう嫌だと思ったのに
熊本は震度6と7に何度も襲われ、震度3.4.5に至っては未だ全く収まる気配もなく
いつまでも延々と繰り返されている。


いくらなんでも、ありゃあねえだろう。あんまりだよなぁ。


熊本城だって、単なる城好きの俺が映像見ただけでこんなにショック受けるんだから
地元の人達は、応えるだろうなぁ。

どんな時でも、そこにあって当たり前の光景、というのは、意識する、しないに関わらず
日々暮らして行く中で、心の支えになっていたりするものなんだよなぁ。


かつて阪神淡路大震災の時、倒壊してしまった高速道路の高架や建物をニュースで見て
あまりの惨状に、まるで怪獣映画の特撮シーンを見ているような空虚な現実感の無さと共に
「さすがにこれだけひどい災害は、もう生きている内には巡り合わないだろう」とも思っていたけど、
結局その後も新潟中越地震が来て、東日本大震災が来て、今回の熊本が来て、
地震以外の災害も含めて海外まで目を向ければ、地域を丸ごと絶望に追い込むような天災は
絶えることなく人々を襲い続けている。


地球は動き続ける膨大なエネルギーの塊なわけで、今の所地球の外殻にへばりついて
日々必死に暮らすしかない人類は、エネルギーの発現たるそれら災害を
理解して、予想して、対応するしかない、
と、理論上はわかっちゃいるんだけど、それにしても、ひでえよなぁ。


宇宙から見た映像では青い海に満たされ、とても静かで穏やかな印象のある地球だけど
やはりこういう災害が発生する度、地球を立体物として中心部までイメージすると
ほんの数十~百kmも地中を縦に掘り進めばそこは1000℃を優に超える灼熱のマントルが渦巻く
ほとんどが巨大なエネルギーの塊なのだという事、
人類を含め、生物はそれらエネルギーの外側にある、ほんの薄いカラの上で
日々過ごしているのだ、という事を痛感させられる。







ここからは個人的な昔話、地震ではなく火山の話だし、
もう数年前にお亡くなりになられてしまったんだけど、
以前、日本で最も火山に詳しい方に、ほんの少しだけ、勉強を教わった事がある。


その方は・・・・・・どこだったかな・・・・・・有珠山だか十勝岳か・・・・・・忘れたけど、とにかく
どこかの火山がもうすぐ噴火しそうだ、という情報を得て大慌てで駆けつけたら
丁度目の前で大噴火に遭遇、噴煙に囲まれて視界ゼロだわ岩石はボンボン飛んでくるわで
危うく死ぬ所だった、と目キラキラ、お肌ツヤツヤでお話されるような
人生を火山の研究に捧げられた方だったんだけれども、

(※↑いわゆるマグマが爆発するタイプの噴火の場合、山がプクーッと膨張し始めるので
山体の変化を注視していれば、それなりに事前の警戒をしやすいらしいです)

そういう筋金入りの専門家の方でさえ


「何十年、どれだけ研究を続けてみても、火山がいつ噴火するかなんて、全く予測できない」


そして


「だから、いつ噴火してもおかしくない、次の瞬間に災害が起きるかもしれない、と
想像して、心の備えをしておくのが大切だよ」


というような事を仰られていた。


土壌や地質学の先生達もやはり「地震の予測は現状ではまず無理」、そして
「天災は忘れた頃にやってくる」という寺田虎彦さんの言葉を引用し


だから「災害はいつ起きても不思議ではないものとして心構えをしておいた方がいいよ」


と仰られていた。








地球が誕生してから今日まで約46億年の間、あらゆる自然がずっと変化し続けているのに対し
例えば日本で気象庁の前身、東京気象台が気象と地震の観測を始めたのは
1875年、今からたった141年前だそうだ。

地球の歴史に比べれば、人類は、まだまだデータを積み重ね始めたばかり、というところ。


もっともっとテクノロジーが発達して、例えば断層に不自然に溜まったエネルギー量を測定
できるようになったり、マントルのエネルギーや熱量の変化を観測できるようになる日が来るまで
人類ができる事は日々データを黙々と積み重ねて、少しずつ、少しずつ、
「今まで重ねたデータと経験から、こうなる可能性が高い」という予測の精度を高めていく、
それしかないんだろう。


そして、起きた事を記録・記憶する、人類全体で情報を共有する、非常時を想像し備える、
といった程度の何の変哲もない事しか思いつかないけれど、
平穏で幸福な時にはおろそかになりがちな事をなるべくおろそかにしないという事、
でも、恐らく、それが大切な事なんだろう。



この陰険極まりない地震がさっさと収束し、一人でも多くの方が一刻も早く
「あの地震はひどかったなぁ」と思い出話、昔話へと記憶の深淵へ薄まって行き
不安の無い平穏な日々へ戻れますよう。










2016年4月4日月曜日

2016年1月 八重山旅行写真日記 その3

 


 さてと、沖縄県の八重山諸島、竹富島と石垣島の写真もこれでラスト。その3です。


その1はこちら。
その2はこちら。


色々な写真をしっちゃかめっちゃかに載せていきます。


※今回はかなり写真が多いので、音響カプラーなどを使って
ダイヤルアップの従量制でパソコン通信なさっておられる方は
データ量が多く、料金が高くなる可能性がありますのでご注意ください。





竹富島の西桟橋の写真
「竹富島 西桟橋」





竹富島の海と空の写真
「竹富島の海と空」






リュウキュウムラサキの写真
「リュウキュウムラサキ」


↑の写真は竹富島で撮った、多分「リュウキュウムラサキ」という種類の蝶です。

「メスアカムラサキ」という、これにそっくりな蝶々がいるんだけど、メスアカムラサキは
模様の丸がもう一回り大きいみたいです。

写真だとうまく撮れなくて、いつも白くなっちゃうんだけど、写真の青白いような丸い模様は
実際に肉眼で見ると、濃い青紫色で光ってて、もっともっともっともっと綺麗なんです。

蝶々がお好きな方は、是非現地に行って生で見て下さい!!






ベニモンアゲハの写真
「ベニモンアゲハ」



↑も多分「ベニモンアゲハ」という種類の蝶だと思うんだけど、
もし違ってたら教えて下さいm(_ _)m











針葉樹の葉に付いた雨滴の写真
「雨だれ I」





雨だれの写真
雨だれ II」





イシガキシジュウカラの写真
「イシガキシジュウカラ」


↑石垣島で暮らすイシガキシジュウカラさん。

内地のシジュウカラと違って背中の黄緑っぽい色がなく、首の黒い部分が若干多いです。
とは言え、写真を撮ってじっくり見比べないとわからないような違いなんだけども。

石垣島はヒヨドリなど内地で普通に見られる、一見なんでもないような鳥も
実は「イシガキヒヨドリ」という別種になり、見た目がわずかに違っていたりするので、
鳥好きさんは写真に撮って見比べてみたり、じっくり観察してみると面白いかもしれません。






雨の日のキセキレイの写真
「雨の日のキセキレイ」





雨だれの写真
「雨だれ III」





オオベニゴウカンの花とセイヨウミツバチの写真
「オオベニゴウカンとセイヨウミツバチ」


この辺でちょっと豆知識。

(※2016/04/10 追記

念の為に調べてみたら、セイヨウミツバチの中にも「カーニオラン種」などという
黒いミツバチがいるようです。・・・これだから生物の同定は・・・はぁ・・・( ;´Д`)

ともかく、そういう例外もある、という事も前提に、続きをお読み下さい)


↑の写真はオオベニゴウカンという花に寄ってきたミツバチの写真なんですが
ちょっと細かい話で、まぁ写真に撮らないとなかなか見分けがつかないかなぁ、と思いますが
これは「セイヨウミツバチ」と言って、明治時代に海外から養蜂のために輸入されたミツバチです。

日本には元々「ニホンミツバチ」という蜂が暮らしていて、こちらは
おしり全体が黒く、黄色の縞々がはっきりしています。

上写真のセイヨウミツバチはおしりの上半分ぐらいがかなり黄色いので、
じっとしている時によ~く見ると見分けがつきます。


ニホンミツバチは病気に強くおとなしいんだけど、蜂蜜を一年に一度しか採りにいかないし、
住環境が悪いとすぐどこかにバックレちゃうらしいんですね。

セイヨウミツバチは病気に弱くキレやすい性格なんだけど、一年に何度も蜂蜜を採りに行くし
家が気に入らないから、と勝手にバックレる事もないので、商売で蜂蜜作りをしている方は
基本的にセイヨウミツバチを飼っていらっしゃるようです。

(ニホンミツバチは趣味の蜂蜜作り程度の生産量、蜂蜜の販売価格は超高価らしいです)


従ってセイヨウミツバチがいると、近くで蜂蜜作りのお仕事をなさっておられる方がいるのかな、
という事がわかります。











マングローブのヒルギの写真
「一足お先に 前へ 前へ」






ヒルギの写真 その2
「みんなで 前へ 前へ」





みんなで川を渡る(?)ヒルギ達の写真
「みんなで川を わたるのだ!!」


べんせいぃぃぃ~~~~~~ しゅくぅぅぅしゅくぅぅ~~~~~~~

昼ぅ 川をぉぉ~~~~~~~~ 渡ぁるうううぅぅぅぅ~~~~~~♪(*´○`)o¶~~♪




喜んでいる(?)ヒルギの写真
「わーい わーい」





芽吹いたばかりのヒルギの写真
「これから これから」











沖縄旅行で雨の日に楽しい気分を運んでくれる奴らの写真
「雨の日の楽しみ 沖縄編」



せっかく沖縄に行って雨ザーザーでも、俺達には!!オリオンビールとピザポテトがあるっ!!!

真昼間からごきげんだ!!!

どの時代のどの王様よりも贅沢だ!!!

最高ですか?最高でぇ~~~~~っすΨ(`∀´)Ψヶヶヶ





石垣港の夕暮れの写真
「石垣港の夕暮れ」











ヤエヤマセマルハコガメの写真 1
「おいっす!!」



↑は今回出会ったちょっと珍しいお方、ヤエヤマセマルハコガメさん。

天然記念物に指定され、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧II類になっています。


石垣島をドライブしていたら、ちょうど目の前で道路を横断し、
縁石で一段高くなっている歩道に上がろうとして段差を乗り越えることができず
ジタバタしていました。


ほっといて車にひかれたら嫌なのでとりあえず車を止めてカメを歩道に乗せてやり、

「さあて、お礼にネチネチと写真を撮りまくらせてもらおうか・・・・・・ククク・・・・・・」

と思っていたら猛烈な勢いでデデデ・・・と走りだして
あっという間に草やぶの中へ駆けこんでしまったので、まともな写真は全然撮れませんでした。


うむ。




ヤエヤマセマルハコガメさんの写真
「本気を出すと結構足が速い ヤエヤマセマルハコガメさん」



【今日の豆知識】本気を出したカメは、結構足が速い












ジッツオ トラベラー三脚 0型4段 GT0545Tの写真
「ジッツオ トラベラー三脚 0型4段 GT0545T」



↑うふうふうふうふ見て見て、ジッツオのトラベラー三脚、買っちゃったうふうふうふうふ(´ω`*)

我が輩の無駄遣いで噴き上がれ世界経済っ!!!


めっちゃ軽くて小さいから朝から晩まで全っっっ然邪魔にならないし
クルッ→スーッ→ピタッ、な脚伸ばしの気持ち良さも
ビクともしないカチッとした堅実っぷりももちろん相変わらずそのまま、
ストレスゼロで超最高!!超最高!!

強いて粗探しするとすれば、軽くて小さくて存在感なさすぎるから
どっかに置き忘れないよう注意しないとな・・・(;´∀`)

あと当たり前だけど、無茶苦茶軽いから強風が吹いてる所だと危なくて使えないと思います。


とにかく一度買っちゃえば何十年も使える物だし、迷ってる人はさっさと買っちゃって、
その迷ってる時間を一秒でも多く写真撮りに行く時間にあてた方が絶対楽しいよΨ(`∀´)Ψヶヶヶ





・・・というわけで、せっかくなので
ここでは三脚の必要性に関する話を少し書いてみようかな。

ちょっと難しい話です。




三脚は、今回の旅行中だけでも、曇った大雨の中や室内、夜間など
光が足りないシーンで早速すんごい大活躍してくれましたが、それだけではなく、
例えば↓の晴れた灯台の風景写真でも三脚を使用しています。


光もたくさん注いで明るいし、大きなレンズも使っていないのに、何故か。
その理由は・・・・・・




石垣島の平久保崎灯台の写真
「平久保崎灯台」



この灯台の写真はニコンの「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G」という、
いわゆる「神レンズ」(このレベルのレンズは、こう呼んじゃってもいいよね)に
「サーキュラーPL(C-PL)フィルター」というフィルターを装着して撮影しました。

C-PLフィルターは空の濁りや水の反射などを除去、緑や風景をくっきり鮮やかに写しだすので
透き通る青い海などを撮るのに効果抜群のフィルターなんですが、
これを使うと、代わりにシャッタースピードが少し遅くなるんです。


上の写真を撮る時、まずは解像度の高いISO100にして、
次に遠くの風景をクッキリ撮る為に、なるべくピントの合う奥行き距離が深く
かつ解像度の高い絞り値の「f11」を選択した所、
カメラが「シャッタースピードは1/30秒で丁度良い明るさの写真が撮れるよ」と教えてくれました。



以前書いた事もあると思いますが、「手ブレしない限界のシャッター速度」の目安として
「1/レンズの焦点距離 秒」ぐらいがきわどい領域になってきます。


つまり今回の場合、レンズの焦点距離が24mmなので、シャッタースピードが1/30秒だと
手持ち撮影では手ぶれが発生するかもしれない、
手ブレとまではいかなくとも、わずかに甘い、眠い、
どこかなんとなくボンヤリした写真になってしまうかもしれない状況だという事です。


しかし、三脚にレリーズを使ったので手ブレの心配がなくなり、
ISO100のまま、安心してピリッとした写真が撮れました。


もちろんデジカメはその場でISO感度を上げればシャッター速度を上げる事ができますし
わしのDf号や最近のデジカメはみんなISO感度ゴリゴリ上げてもすんごい綺麗なんだけど、
ISO感度を上げていくと、どうしたってその分ノイズが入ったり、それをデジタル処理で
誤魔化したり、という無理が写真の中に紛れ込んでしまうわけで、

素晴らしい場所へ素晴らしいカメラを持って行き、
抜けの良いピリッとした写真が撮りたいなぁ、と思うなら、
(ご自分の気持ちが許せる範囲で)三脚を持って行くと、
より気持ち良い、楽しい写真が撮れると思います、うん。


もちろん上述した通り、雨、夜、室内、光が足りない所でも平気で撮影できるし
スローシャッターも使えるようになって撮影の幅が一気に広がりますし、
撮影先での手間はその場だけの事だけど、良い写真は一生の記念になりますもんね、うん。



買っちゃえ買っちゃえΨ(`∀´)Ψヶヶヶ











沖縄 那覇空港 飛行機の集会所の写真
沖縄 那覇空港 飛行機の集会所」


↑今回最後の写真、沖縄那覇空港にて。

すごくカラフルな飛行機達がズラッと勢揃いしてて、綺麗だよね!!
沖縄の開けた空気感に、これらの機体の鮮やかさが、実によく似合うんだよなぁ~。


オタクなので、一応、それぞれの飛行機の解説を軽くしておきます。


まず一番手前にいる明るいグリーンの尾翼は日本のソラシドエア。
2015年までは「スカイネットアジア航空」という会社名でした。
機体は信頼と実績のボーイング737だね。


お次は・・・右奥にいる機体、黄緑色に青と紫の蝶々のマークは韓国のジンエアーです。
機体はボーイング737-800。
大韓航空の子会社で、2007年に設立された若い会社ですね。


ジンエアーの左隣にいる青に黄色い星の尾翼は日本の航空会社、スカイマーク。
機体はこれまたボーイング737-800ですな。
一時期「A380を買って成田~ニューヨーク間を飛ばすんだぜ!」なんて
漢(おとこ)の浪漫が大爆発な話がありました。
いつか実現するといいね。


そしてスカイマークの左後ろにいる赤に黄色の尾翼は香港航空。
機体はエアバスのA330です。
中国の海南航空グループなんだそうで、中国と欧州の仲良しっぷりを見せつけるかのように
現在は28機すべての機体が欧州のエアバス社製、米ボーイング製は一機もないようです。


最後にソラシドエアの737の左後方にいるのが韓国、アシアナ航空のエアバスA320。
アシアナ航空は機内で乗務員さん達がマジックショーやタロット占いをしたり
ファッションショーにラテアートなど、お客さんを楽しませるために頭ひねって
個性的なサービスをたくさん行っている、ずいぶん面白い会社のようです。









これにて2016年1月、八重山旅行の話は終わりです。


あぁ、何度行っても和むぅ~(´▽`)はぁぁ・・♪(うっとり)
どうしてあんなに、心の波長が合うんだろうか・・・・・・

なんかもう、「旅行」というより「帰省」というような気分になってきました(笑)