2017年2月28日火曜日

映画「ラ・ラ・ランド」見てきた。




え~、タイトルのとおり、映画「ラ・ラ・ランド」を見てきました。



エマ・ストーンさんの似顔絵
「エマ・ストーンさん」


(喫茶店に行ってこんな可愛いウェイトレスさんいたらみんな惚れてまうやろ~)


……んが、残念ながら個人的な評価は「あんまりよろしくない」です(;´∀`)


作品を愛するが故に、たまにはちょいと悪い評価をつける事もあるんです。



というわけで、以下はモロにネタバレ、ほぼ自分用の備忘録で
今回はろくな事を書かないと思うので
あまりお読みになる価値はないかと思います。

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ドス ドス ドス ドス ドス ドス


バサッ!!


この作品を作ったのは誰だあっ!!


ええ~い、なんだそのオチはぁ~~~~~~~~!!!
(ガシャア!!)

女将を呼べ~~~~~~~い!!!


うおりゃ~!!!ぼご~ん!!!
(↑それでもまだここを読んでる物好きなあなたに
コーナーポスト上から全力で八つ当たりの「上からドン」攻撃
※よいこはまねしないでね)



はぁ…はぁ…はぁ…



いや、最初はほんと良かったですよ。

初っ端から延々長回しのミュージカルシーンで
「うおーこれだー俺が見たかったのはまさにこれだー!!」ってハートわしづかみでさ、
ちょっとしたシーンに配置された物の色彩なんかも
「シェルブールの雨傘」や「ロシュフォールの恋人達」みたいに
すっごく丁寧に一つ一つこだわってて、ほんと綺麗でさ。


ところが中盤を過ぎた辺りからミュージカルシーンが減り、
色彩や構図にも熱が感じられなくなり、ただ台詞のキャッチボールが続くだけの
単なる米国の「よくある」ペラい恋愛ドラマのようなシーンが増えてきて

「うお~い、これミュージカルじゃないのかよぅ 
二人とも遠慮せずどんどん歌って踊って~」

って思っても、主人公達はギスギスするばかりであんまり歌わない。


まぁ、もちろんこれはミュージカル映画の流れのお約束、じわじわと仲を取り戻しつつ
当然、最後には愛し合う二人と大勢のダンサー達がゾロゾロ登場して
ドカーンと明るく歌って踊って大団円DA・YO・NE☆


……もちろんそうなるに決まってる、と、ぐっとこらえながら
ラストの大爆発ミュージカルシーンを楽しみにしていたのに。


楽しみにしていたのにっ!!!

フンッ、フンッ、フンッ!!!
(↑ここを見てる人に怒りのアイアンクロー)



ラスト、5年後の二人。


有名女優になったヒロインのエマ・ストーン、何の脈絡も伏線も前フリもなく
いきなり登場した全然関係ない金持ちの男と結婚しとる。



・・・・・・は?



そのまま、作品中で今の今まで延々彼氏だった男(ライアン・ゴズリング)の
ジャズバーに金持ちの旦那と訪れ、あまりに気まずくなって店を出たかと思ったら
山崎ハコさんみたいな鬱屈とした歌を一人でヨボヨボと歌って終わり。



後、雰囲気に全く合わない冒頭の能天気なテーマソングが流れる中、エンドロール。



・・・・・・俺茫然。



正確に言えばこのラスト、店に訪れたヒロインを見つけた男が妄想の中で
ヒロインと一生寄り添い幸せな人生を送れた、という場合の
とても楽しいミュージカルシーンは流れる、流れるんだけれども
もちろんそれはあくまで男の妄想、実際には彼女は金持ちにアッサリ乗り換えました、
という事がわかっているので、なんかもう、気の毒すぎて全く楽しめなかったわな。


これさ、逆に5年後、もしもエマ・ストーンが独身のままで、
ライアン・ゴズリングに会いに行ってみたら
全然知らない綺麗なお姉ちゃんと結婚して幸せに暮らしていましたとさ、
なんて話の流れだったら、やかましいおば……ゲフンゲフン、意識高い御婦人達から
すっげぇブーイング出ると思うんだけど。


こういう、恋愛がテーマの基底に流れている作品で
唐突に脈絡なく恋する相手が変更になりました、みたいの、ほんとやめてくんねぇかな。
そういうのビバリーヒルズ青春白書だけでたくさんですから。


せめて、作中であれだけ執拗にイチャイチャし続けてた主人公の男女二人が
どうして突然別れるに至ったか、何故、いきなり知らない金持ちと結婚したのか、
筋の通るエピソードを入れてくれれば多少は感想が変わったかもしれないけど。


というわけで、この終盤の終盤にきてヒロインのエマ・ストーン、俺の中で
「延々と綺麗事言っておきながら、結局金持ちにアッサリ乗り換えたお股のゆるい人」
という評価になり、感情移入の熱が一気に冷めきった挙句
映画の流れも冒頭が最高の盛り上がり、時が経つほど尻すぼみに陰気臭くなる事もあって
ラストで一気に俺の中の熱がゼロケルビンになってしまったようぅ!!!


ちくしょう!!ちくしょうぅぅぅ!!!

ローグ・ワンで予告を見た時から、ずぅ~~~~っと楽しみにしてたのにぃ!!
最後の最後で台無しだよぅ~~(ノД`)シクシク


作中にジャズが色々出てきたからジャズのコード進行で例えさせてもらうけど
話の流れがメジャーのII→Vと王道の流れできたら、その後はごく普通にメジャーのI、
安定したトニックに王道の流れのままで着地して欲しいのよ、
ハリウッド映画、中でも特にミュージカルは。


「夢も恋も叶う、なんて虫のいい話は現実にあり得ません」なんて
クソまみれな現実世界の腐臭をミュージカルというおとぎ話の中に持ち込んで欲しくないし
そんな抹香臭え内容なら最初っから明るくキラキラしたエンターテイメントを予感させる
トレーラーやポスターを作るんじゃねえよこんちくしょ~いεε=ヽ( `Д´)ノ ウワァァァン!!


わざわざミュージカルにお金払って時間かけて観に行くってのはさ、
現実世界では足りない、愛や夢や希望やロマンの海に引きずり込まれて
たっぷりと溺れさせて欲しいって事なのよ、少なくとも俺は。



もし俺が監督だったら、最後の「5年後」のシーンは全部ばっさりカットして
こんなラストに仕立てるかな。



エマ・ストーンがラストのオーディションを受けた後、結果がわからない所で
主役二人含む大勢にテーマ曲「Another Day of Sun」を再度歌ってもらって
一旦エンドロール。

エンドロールが流れ切った所で「SEB'S」の看板が掲げてあるジャズバーが映り、
カメラがトラックバックすると、バーの前にピッカピカのジャガーEタイプが停車。

スカーフをアリアーヌ巻きにした女性が車から降りてくる、
ヒールを履いた足がカッ、カッ、カッカッカカカカカッ、と徐々に駆け足になりながら
バーに入る所で暗転、「La La Land END」のクレジット、ドン!!


で終わりにして、二人の未来は観客さん達の心の中に任せ、自由に作ってもらう、うん。

ベタのコテコテでいいんだってばよぅ、エンターテイメントはよぅ。


あ~あ、誰か、ほんの10億円でいいから俺にくれれば
絶対これに負けないミュージカル映画作れるのになぁ。
ほんの10億円でいいんですよ|ω・`)チラ



まぁあれかな、製作者さんは「雨に唄えば」だとか「パリの恋人」だとか
他にもフレッド・アステアやジーン・ケリーが出そうな映画へのオマージュが
満ち満ちているのは良いんだけど、それらのシーンを詰め込むのを優先しすぎて
肝心な主人公達の感情変化に関して話の筋を通しきれなくなっちゃったかな。


……今回は悪口だらけで(愛ですよ愛(;´∀`))
頑張ってる人にほんとこんなん言いたくないんだけど、悪口ついでにもう一つ。

男主人公のライアン・ゴズリングさん、ピアノを弾くシーンがあって
すごく頑張って練習してピアノを弾けるようになったんだろうと思う、
恐らく吹き替え無し、自分で演奏なされているようで
本当に申し訳ないけど、正直言ってピアノのタッチが硬すぎの強すぎ、
特に高音域の演奏は映画館で聞くにはちょっと耳障りでした、なんつって|ω・`)チラ

いや、普通の人が演奏する、という前提で聞く分にはすごくお上手だと思うんだけど、
曲がりなりにも音楽を売りにするミュージカル映画であのレベルの演奏は
出しちゃだめでしょ、吹き替えでプロがきちんと演奏するべきだと思います、
なんつってなんつって|ω・`)チラ

…いや、普段からオスカー・ピーターソンさんやビル・エヴァンスさんをよく聴くし
先日も密かに東フィルのコンサート行って
小山実稚恵さんのマズルカを目の前で堪能させてもらい、恍惚としながら
魂をポーランドまで運んでもらったりしたので、一流のピアノを聴き過ぎて
耳が肥え過ぎて(?)しまっているのかもしれないけれど。


散々悪口ばっかり言ったけど、肝心のミュージカルシーンと音楽は
どれももちろん文句のつけようのない素晴らしいものだし、
エマ・ストーンちゃんももちろんすっげえ好みなので( ´ ii ` )



総合評価:3ケルビン(5つ星が満点)










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